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岸田首相、旧統一教会広島元幹部との“ツーショット写真”
今週の第2位。文春が「平和大使だより」と記されたパワーポイントファイルを入手したと報じている。
文春によれば、ファイルの作成者はKで、「平和大使協議会」中国協議会エリアの事務局長の肩書きを持つ人物だそうだ。
平和大使協議会というのは統一教会の関連団体で、他の関連団体以上に重要な役割を担っているという。
安倍晋三元首相がメッセージ動画を送った「UPF(天宙平和連合)」の付設機関。UPFと同協議会の会長を兼任する梶栗正義はNHKの取材に、信者の献金がUPFに流れていることを認めている。広島県をはじめとした中国エリアで、教団関連の活動を取り仕切るのが、Kだそうだ。
ファイルを見て分かったのは、岸田文雄首相を支えてきて、「首相の秘蔵っ子」といわれる石橋林太郎衆院議員が、多数の統一教会信者を自民党員として獲得していたというのである。広島県議を経て、昨年10月の衆院選で初当選した。
「首相は昨年の衆院選で公明党と対立してまで、河井克行氏の地盤だった広島3区の後継に県議だった石橋氏を据えようとしていたほどでした。最終的には広島3区は公明党の斉藤鉄夫氏に決まりましたが、石橋氏を比例中国ブロック1位で処遇。初当選を果たした石橋氏は岸田派に入会しています」(岸田派関係者)
文春が石橋が県議時代に報告した政務活動費の支出を確認すると、閲覧可能な2018年から2020年にかけて、国際勝共連合が発行している「思想新聞」購読料や国際勝共連合50周年記念大会への参加費、広島平和大使協議会への参加費として3万7002円を支出していることが判明したそうだ。
石橋の父・良三(故人)も元広島県議で、良三は統一教会の関連団体「日韓トンネル推進広島県民会議」の議長や、全国組織の「日韓トンネル推進全国会議」の幹事長を務めるなど、教団との関係が近い政治家だったという。そうした統一教会との関わりは、息子が衆院議員になってからも続いているようだ。
事務所関係者がこう明かしている。
「石橋氏は昨年、二千人を超える自民党員を獲得しました。これは党国会議員でも上位の成績でしたが、このうち約千二百人が、平和大使協議会中国エリア事務局長のK氏が集めた統一教会の信者と聞いています」
文春がKに電話で話を聞いた。
――統一教会が石橋氏の党員獲得に協力した?
「まぁ、それが一番力になれるのかなってことで」
――千二百人ほど?
「ですね。相当頑張りましたもんね。私だけではなく、(関係団体が)一致して。簡単ではないですよね、お金(一般党員が支払う党費四千円)がかかることなので。(広島)独自、独自でね」
石橋は文春に対して、党員集めのためにKに協力してもらったのは事実だと認めている。
Kは、岸田首相本人に関する重大証言もしたという。
「私ははっきり覚えていますよ。中選挙区の最後だったと思うんですけど、県議だった檜田先生が『岸田さんを応援してほしい』ということで(勝共連合の)事務所に来られましてね」
初出馬するときに電話作戦を行うための「名簿」は喉から手が出るほど欲しかったはずだ。特定の組織の票を固めれば、当選する確率は高くなる。
そのために統一教会の関連団体の名簿を岸田が欲しがり、それを提供したというのである。
岸田首相に見解を求めたところ、名簿の提供については言及しなかったという。
記事中には岸田と教会長との2ショットも掲載されている。
真偽のほどは分からないが、このところ統一教会側から主に自民党議員たちとの「親密」情報が相当流れているという気がする。
岸田首相や自民党首脳たちとの関係をメディアに流し、これ以上自民党が統一教会を排除するというのなら、さらに大きなスキャンダルを暴露すると“脅している”ように見える。
お手軽な調査でお茶を濁そうとしている岸田政権にとっては、身震いするほど怖いに違いないが、国民からも監視されていることを忘れては、政権は持たない。
いっそ、岸田首相がすべてを洗いざらい告白して、きれいに政権を開け渡してはどうだろう。そうでもしないと、統一教会との腐れ縁は、切れるはずがないと思う。
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