ジャニーズ「アクスタ戦争」にファン激怒「転売ヤーを生み出す天才」
#ジャニーズ
アクリル素材にジャニーズタレントの写真をプリントした“アクリルスタンド”を販売するオンライン限定ストア「Johnny’s アクスタ Fest」が9月10日正午にオープン。ファンの間で大混乱が起き、ネット上は阿鼻叫喚の書き込みで溢れてしまったようだ。
ジャニーズは3日、同サイトのオープンを予告。木村拓哉やなにわ男子など総勢97名のアクリルスタンドを一斉販売するサービスで、購入には「Johnny’s アクスタ Fest」への会員登録が必須であるほか、「1アイテムにつき2点までの購入」「販売予定数に達し次第販売終了」などの条件がアナウンスされた。
しかし、オープンするとアクセスが殺到し、「502 Bad Gateway」や「ただいまサイトが大変混み合っております。しばらく経ってからアクセスしてください。※このページが表示された場合でも、処理が完了している場合があります。」というメッセージ画面から抜け出せない人が続出。同時に、Twitterでは「会員登録すらできない!」「売り切れなのか、サーバーが落ちてるのかわからない」「カートに入れたはずの商品がなくなってる!」などと悲痛の訴えが相次ぎ、「#アクスタFest」「アクスタ戦争」「会員登録」「転売目的続出」などの関連ワードが続々とトレンド入りした。
その後、12日午前10時頃を境に全種が“予定数終了”の表示となり、約2日間にわたった“アクスタ戦争”が終了。案の定、ファンからは「なぜ受注生産にしなかったのか、意味がわからないからジャニーズに説明を求めます」「ファンがプラスチックの板のために丸々2日間費やしたんだから、事務所は謝罪会見を開くべき」などと怒りの声が相次いでいる。
さらに、12日現在、フリマサイト「ラクマ」や「PayPayフリマ」には、同サイトで販売されたばかりのアクリルスタンドが定価の数倍の値段で大量に“無在庫出品”(手元に在庫のない商品を出品すること)されている。そんな現状に、一部ファンからは「ジャニーズはあんな売り方して、転売ヤーが殺到するって考えなかったのかな」「ジャニーズって、アイドルと転売ヤーを生み出すことには天才的な事務所だね」と転売への苛立ちを事務所にぶつける声が多く見られる。
「コロナ禍を経て、コンサートの配信やタレントグッズのネット通販に本腰を入れ始めたジャニーズですが、これまでは概ね好評だっただけに、今回は『なぜこんな売り方をしたのか』と驚きです。せめて全グループ一斉販売にしなければ、ここまで一気にアクセスが殺到することもなかったでしょうし、わざわざ新規で会員登録なんかさせず、もともとある『ジャニーズショップ オンラインストア』のアカウントを使えるようにすればよかったのに……。まあ、これまでファンからどんな批判を受けても、我が道を行く運営を続けてきたジャニーズだけに、今後も過度な期待はしないほうがよさそう」(30代都内在住のSixTONESファン)
ジャニーズの人気ぶりを改めて示したともいえる“アクスタ戦争”。ファンの不満の声を、事務所は今後に生かせるだろうか。
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