中居正広&フジテレビのタッグで密かに進む、ある2つの“計画”
#フジテレビ #中居正広
9月5日に行われたフジテレビの10月期番組改編会見でもその去就が注目を集めた、昼の情報番組『ポップUP!』。視聴率は1%台の低空飛行で、スタートからわずか9カ月で打ち切りに相成るとの報道も一部で出ていたが、中村百合子編成部長は「日々ブラッシュアップしているので温かく見守って欲しい」とコメント。今後はMCを含めてかなり大掛かりな“リニューアル”に入るようだ。
「CMスポンサーから、MCに名物となるタレントを据えず、局アナの佐野瑞樹アナと山崎夕貴アナではやはり地味すぎると意見が出ているようです。今年6月には、同番組の番組チーフプロデューサーのパワハラ疑惑と下請けスタッフの自殺未遂が週刊誌で報じられ、大問題にもなった。イメージも最悪ですし、このままの状態が続けば、年内にもいくつかのスポンサーは撤退するという話になっているようです」(民放関係者)
即打ち切りでもいいレベルの番組ながら、なんとか延命したのは、新社長に就任した港浩一氏が関係していそうだ。
「港氏は今年7月から新社長に就任したばかり。お昼の帯番組をいきなり打ち切りにするというのは、就任早々に経営責任を問われることになります。今年中ではなく、来年4月の改編期に打ち切る方向性で、後番組は港社長の号令で新番組を作り上げる予定のようです」(同上)
その新番組のMCには、元SMAPの中居正広の名前が候補に挙がっているという。
「一部メディアが、中居をMCとしたフジ新番組の構想を報道しました。この噂は、関係者の間ではかなり前から囁かれていたものです。あのレジェンド番組『笑っていいとも!』をベースにしつつ、TBS系の『ラヴィット!』(TBS系)のような“昼のバラエティー”を予定しているとか。
MC候補には大物お笑い芸人などいくつかの名前が浮上しているのですが、中居は長い期間にわたって『いいとも』のレギュラーでしたし、適役ではないでしょうか」(スポーツ紙記者)
この新番組の構想に関しては、港社長も大賛成しているという。
「『FNS27時間テレビ』などで中居を起用した縁もあり、中居を推したい港氏が直接オファーしたという話も聞きます。中居と港氏は、コロナ禍前にはとんねるずの石橋貴明を通してよく会食をするなどしていましたしね。ただ、『ポップUP!』は前番組『バイキングMORE』でMCを担当した坂上忍の高額ギャラが問題視され、坂上をクビにする形で立ち上げられた経緯がある。坂上の1日のギャラは60万円ほどと言われますが、中居はさらに高いという話ですから、公私混同だという意見もスタッフからは出ています」(フジテレビ関係者)
とは言っても、トップダウンの命ならば現場は従わないといけないのが会社というもの。さらに、新番組の“前哨戦”として、今年の年末に中居を起用した大型特番の話も浮上している。
「フジテレビは、6月に開催された那須川天心と武尊のカードを組んだ格闘技大型特番『THE MATCH』の放送を取りやめました。この騒動が尾を引いて、RIZIN側といまだに揉めている。フジは2015年から年越し特番『RIZIN』を続けてきて、今年もそのつもりでしたが、急きょ別番組を制作する必要が出てきました。この特番に中居を起用する案がでているんです。吉本興業の芸人は日本テレビをはじめ他局に押さえられていますし、歌手やアイドルも『NHK紅白歌合戦』に出演する。結果、知名度もあって他番組と被らないとすると、中居が適役なんです」(民放関係者)
大みそかには、今年を含む3年連続で放送を取りやめている『27時間テレビ』をに復活させることも視野に入れているとか。
「港氏は『27時間テレビ』の立ち上げに深く関与し、ゼネラルプロデューサーなども務めていた思い入れがある番組です。日本テレビが今夏『24時間テレビ』を完遂したのも悔しかったのでは。年末の『27時間テレビ』では、前日の30日からスタートして、フジの各人気番組を取り込んで超大型特番にすることを検討しているとか。そのMCに中居が浮上しています。中居ならば、去年末も好評だった『ジャニーズカウントダウンライブ』にもつなげやすいですし、シームレスな流れを作り出せるので、実現性も高い」(民放関係者)
現状では、10月改編でもおとなしい印象のフジテレビ。もしかしたら、年末の一気呵成のために力を蓄えているのかもしれない。
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