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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > あいみょんの「ラブソングの先生」

『関ジャム』あいみょんが「あんな歌で 恋を乗り越えてきた」ラブソングの先生はあのアーティスト 

あいみょんの「裸の心」が満たす、ラブソングに1番必要な要素

 逆に、今度はあいみょんのラブソングを取り上げることに。いしわたりとカミデが選んだのは、大ヒット曲「裸の心」だった。

「『裸の心』で1番好きなのは『今、私 恋をしている』という一行です。ラブソングに1番必要な要素は、『今、恋をしている』の一言がどれだけ気持ちよくメロディに乗っているかだと思っていて。この一言が綺麗にメロディに乗ることにより、自分の恋を綺麗に感じたり、うまくいかないところもちょっと愛せるようになったり。それがこの曲は素晴らしくできていて、いいなあと思います」(いしわたり)

「今、私 恋をしている」というフレーズは、あまりにもストレート。思い返すと、福山雅治が作った「squall」(松本英子)にも「私 恋をしている」というフレーズは登場する。決して、目新しいわけではない。

「いわゆる“歌詞っぽい言葉”が並んでいるのに新鮮であったり、ハッとする表現が入っていたりするのは名曲の要素だと思う。使い古された言葉を使っても説得力を持って響くのは、テクニックであり、音楽的造詣の深さ。生半可にできることではありません」(いしわたり)

 さて、今夜放送『関ジャム』が楽しみなのだ。今回行われるのは「音楽フェス 歴史に残る名シーン」なる特集。おそらく、貴重映像が続々登場するはずである。

 デリケートな映像も含まれるだろうし、正直、TVerでの配信は期待薄。とりあえず、地上波でチェックしておくほうがいい気がする。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/09/11 20:00
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