「焼そばモッチッチ」華麗な攻め！ セブン限定「台湾まぜそば」ほか4品全部食べてみた

こちらもセブンイレブン限定！　魚粉が決め手「焼そばモッチッチ 台湾まぜそば」

　続いては、こちらもセブン-イレブン限定で発売された「焼そばモッチッチ 台湾まぜそば」214円（税別）。名古屋名物の台湾ラーメンから派生した台湾まぜそばですが、今や台湾ラーメン以上に全国的に食べられており、カップ麺でも人気フレーバーのひとつとなっています。

　豚脂や魚介の風味を効かせた醤油味ベースのたれ。魚介やニンニクを効かせた台湾まぜそばらしい味ですが、ニンニクはややおとなしめで、やはり女性を意識しているようです。こちらも辛すぎず濃厚すぎずの味で、他の台湾まぜそばカップ麺ほどギトギトはしていません。たれの他に魚粉が入っており、これを加えることで魚介の風味が際立ち、味の輪郭がハッキリします。

　麺はお馴染みの「もちもち真空仕立て麺」が用いられていますが、「汁なし担々麺」より細めで、たれや魚粉の味を引き立てています。普段から濃い味をよく食べている人にとっては、こっちのほうが食べやすい味ではないでしょうか。

　具は肉そぼろ、ネギ、唐辛子で、同時発売の「汁なし担々麺」と共通です。

韓国料理フレーバーも甘さ＆辛さは日本仕様！「韓国旨辛焼そばモッチッチ ヤンニョムだれ」

　3つめは「韓国旨辛焼そばモッチッチ ヤンニョムだれ」214円（税別）。日本でも一時期流行った「ヤンニョムチキン」でおなじみの「ヤンニョムだれ」を使ったカップ焼そばです。韓流メニューは女性に人気で、「焼そばモッチッチ」のターゲット層と合致していますね。

　コチュジャンやトマトがベースの辛味噌味のソース。ヤンニョムだれもそうですが、韓国メーカーの食品はやたら甘くて辛いものが多く、日本と韓国は地理的には近くても、食文化はまったく別なんだと実感させられます。でも、エースコック製の今回は、甘さも辛さも穏やかで、日本仕様の味になっている印象です。

　ごま油の香ばしさも加わり、韓国の味を食べ慣れていない人でもおいしく食べられそうですが、普段からバリバリに食べている人にとっては少し物足りないかもしれません。

　麺はお馴染み「もちもち真空仕立て麺」。具はキャベツのネギで、量は今回の4品で最も少なかったです。具が多く見える口径の小さいカップでも物足りなく見えました。