『#オオカミちゃんくん』恋愛は白黒はっきり or グレーも大切に 令和男子にモテるのは…?
#恋愛リアリティ番組 #ABEMA #オオカミちゃんくん
「リストじゃない、リストになってない。私はひびきだけだよ」
ひびきがななをツーショットに誘い出したことで、みんなの心の波がさざめく。
ひびきが「今日どうでしたか?」と聞くと、ななは「のせりんとすれ違いがあって、のせりんがウチのこと想ってくれてるってあんまり思ってなかったの」。
それでも、ひびきは諦めない。
なな「いや、まじビックリ」
ななはモテる。今の時点で、ひびき、のせりん、りおからアプローチされている。もはや単独政権。なぜなながモテるのか、推理してみた。ヒントとなるのは、第2話の、りおとひびきの帰り道でのトーク。「ななちゃん、一見子どもっぽいけど大人なんだよね」。
もしかして今回の『オオカミちゃんくん』、ポイントはここにあるかもしれない。恋に夢中になりすぎるのではなくて、自分の考えをしっかり持っていて、人との接し方もソツがなく、恋をするにしてもどこか余裕がある。誰かの心の中に入り込み過ぎず、自分の心にも誰かを入れすぎないのがモテるコツ!? 今どきの若い人たちの恋愛の価値観が現れているようだ。
もちろん、にのんも負けてられない!
ひびき「マジの世間話。今日何があったとか、中間告白のこととか」
ひびきの言ったことは、ウソだけどウソじゃない。そりゃ具体的に言えないよ。にのんを傷つけてしまうかもしれないし、優しさで言えない。でも、にのんは全く納得してない。もしかしてこれが、にのんとななの差なのかもしれない。全てを知りたいにのん。白黒はっきり。でもななは、グレーも大切にしたいんだろう。世界は怖いから、優しいクッションも必要なんだ。
でも、にのんは踏み込む。ブレーキなんて知らない。
ひびき「気になってるというか、もっとしっかり話したい。自分の中で話したいリストにいる」
にのん「ない、私は。リストは」
ひびき「どういう意味?」
にのん「リストじゃない、リストになってない。私はひびきだけだよってこと」
大人はなかなか言えない切れ味。ななとはまた違う魅力があって、それこそがにのんの強さだと思う。
一方、しおりも完全にスイッチが入ったようだ。りおを夜の屋上に誘う。アトリエで作成していた狐のお面を見せ、「これ光らせてみて。なんか書いてない?」。
ブラックライトで照らすと、そこには「気になってる」の文字。
しおり、なんちゅう上級テクを使うんだ!
いやぁ、恋って苦いですね。アトリエに戻ったメンバーたちが、後ろから光を当てて、障子に映った自分たちのシルエットを写真で撮り合うシーンでのこと。
ななとのせりんが影で遊んで、シルエットでチューをしたり(※実際はしてない)、腕を絡ませてハートを作ったり。もうラブラブなのだ。目の前にいるひびきの悲しそうな表情。それを見て、にのんは何を思ったんだろう? りおの表情も暗い。
光の世界にいるとつい忘れてしまう。この世界に影があることを。片思いだから見えてしまう、切ない影。こっちにもライトを照らしてほしい。眩しいほどに。
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