旧統一教会への弱腰報道のなぜ──朝日新聞が暴露恐れる“宴席”の内容
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竹内結子の“死の真相”?
さて、自分が愛している人間が突然、理由も分からず自死してしまったら、遺された家族はどうするのだろう。
私は幸い、そうしたことはなかったが、確たる理由も分からず、突然、消えてしまったとしたら、遺された者たちは一生考え続けていくのだろう。
俳優の三浦春馬や女優の竹内結子の親族や家族たちは、いまだに、愛する人の死を受け入れられないようである。
現代は、竹内結子の『死へと至る道』が見えてきたという特集を組んでいるが、読んでみても、彼女の心の闇は見えてこない。
女優としての40歳の壁、深い悩みを抱えながら生きてきて、ふと、立ち止まったとき……。
竹内も三浦春馬も、直前まで普通に話し、笑い合っていたという。竹内は、家族から離れて自分の部屋に入って亡くなっている。
彼女の脳裏に最後に浮かんだのは何だったのだろう。
心から愛し合った2人でさえ、一方の死後、「あの人は私と一緒にいて幸せだったのか」と自問し、その絶対的な愛に自分はふさわしかったのか、ほかにもっとふさわしい選択はなかったのか、満足していてくれたのか、後悔したことはなかったのかと自問することはある。
歌人で妻の河野裕子が亡くなってから、彼女が生前に残した手紙などを読んで、そう反問したと、やはり歌人で夫の永田和宏が『あの胸が岬のように遠かった』で書いている。
私は、河野裕子が死ぬ直前に詠んだというこの歌が好きだ。
「手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が」
絶唱である。これほど妻に愛された男は、彼女の死後をどう暮らしていくのか。そんなことを考えながら面白く読んだ。
さて、日経新聞が、金融の未来を読むデジタルメディアとして華々しく一昨年、社運をかけて始まった新媒体『日経フィナンシャル』だが、その編集長が二代続けて処分されたと文春が報じている。
月額6000円、会員数はすでに1万6000人を超え、創刊1年目に黒字化しているというのになぜ?
まず、最近処分を受けたX編集長は、取材先と会食をしている店の店長ともめてトラブルになったことが理由で、けん責処分。
その前の初代編集長は部下への悪質なセクハラをしたとして、就任後わずか半年で突然解任されたという。
こうした記事を読んでいつも思うのだが、私の編集長時代にはセクハラもパワハラもあったが、それで解任ということは、よほど悪質でない限りなかった。
いい時代に編集長をやったと思う。今だったら3日と持たないだろう。そういう意味では、今の人たちは可哀そうだ。だいたい、編集部の女性に「今日はきれいだね」といっただけでセクハラになるなんて、そんな時代のほうがおかしいと思うのだが。
ところで、この国のコロナ対策もおかしい。そうは思わないか?
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