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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “ブレイク請負人”指原莉乃の後輩

指原莉乃がフワちゃんの次にバラエティー界へ送り出した村重杏奈の正体

指原莉乃がフワちゃんの次にバラエティー界へ送り出した村重杏奈の正体の画像1
村重杏奈Twitter(@annashige0729)より

 かつてはバラエティアイドル(バラドル)といえば松本明子や森口博子、井森美幸などが代名詞的な存在だったが、令和のバラエティー界は元アイドルやモデル、YouTuberまでもが名乗りを上げ、まさに群雄割拠の時代に突入している。

「以前は番組ごとに、バラドル枠はこの人、という固定の存在がいたのですが、ここ数年は起用するバラドルがコロコロと変わり、昔のように番組にはあまり定着しなくなりました。NMB48の渋谷凪咲が大喜利のうまさで注目を受け、青森発のローカルアイドルグループ・りんご娘に所属していた王林も天然で人気となったりと、続々と人気バラドルが誕生しているので、テレビ関係者ですら誰を起用したらいいのか大混乱している状況です」(民放関係者)

 そんな中でも、依然として独自の路線で人気を維持し続けているのが指原莉乃だ。

「指原は抜群のトーク力があり、司会進行も慣れているのでとにかくスタジオで使いやすい。みちょぱやファーストサマーウイカはトーク力は問題ないものの、進行を任せるのはまだ心もとない。指原がずっと第一線を張っているのは、トークにおけるバランス感覚を鍛え上げたからなんです」(同上)

 今やテレビで見ない日はないフワちゃんも、ブレイクのきっかけは指原だった。番組スタッフに「おもしろい人はいないか?」と聞かれた指原が親友のフワちゃんを紹介したところ、瞬く間にバラエティー界の寵児となっていったのだ。

 そんな“ブレイク請負人”の一面も持つ指原は、最近、あの後輩に注目しているとか。

「指原が古巣のHKT48時代から可愛がっている村重杏奈です。村重はHKT48の頃から指原を“師匠”と仰いでいて、指原も鈴木奈々のツテを使って村重を現在の所属事務所に斡旋するなど面倒を見ていた。昨年末に村重がHKT48を卒業したのをきっかけに、ご飯へも頻繁に行く仲になったようです。今では一番可愛がっている後輩だとか」(スポーツ紙記者)

 そんな指原と村重は、8月25日放送のフジテレビ系『トークィーンズ』で、ついにテレビ初共演へ。

「指原が村重を『ゴリゴリの後輩』として紹介すると、村重は指原への感謝を涙ながらに語り、尊敬してると話しました。指原もまんざらではなかったようで『めっちゃ嬉しいけど、重い』『早めに潰しておかないと』と笑いに変えていましたね。この共演は同番組でMCを務める指原が仕組んだもので、村重が美味しくなるようなトークテーマなどもスタッフに要請していたようです。指原は村重を自分の“後継者”として鍛え上げるつもりのようで、共演後もダメ出しやアドバイスをするなどアフターフォローも欠かさなかったとか」(民放関係者)

 村重に期待をかける指原。所属事務所は違えど、的確なアドバイスを送っているという。

「村重が頻繁にゲスト出演している『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)について、指原は村重が“おバカキャラ”でゴリ押し過ぎていると心配しているようです。番組では“『めちゃイケ』風”の学力テスト企画を行なっており、村重は珍回答を連発しビリになりまくって完全な劣等生キャラに。ただし、村重があんまりにもおバカすぎるので、SNSでは視聴者の賛否両論が飛び交っています。『村重杏奈ちゃんって子おもしろすぎ』『センスがありすぎる』というポジティブな感想もありますが、『明らかにヤラセでだるい』『わざとらしすぎておもしろくない』というアンチの声も少なくはありません。

 指原は、村重のトーク力や頭の回転の速さを買っていて、いずれは番組進行やMCもできるタマだと思っているので、ただ“おバカキャラ”への全振りが求められているこの番組とは、できれば距離を取ったほうがいいとアドバイスしているようです。最近では村重も、事務所のマネージャーの言う事よりも指原の指示を聞くようになっているみたいですよ」(同上)

 “指原プロデュース”が本格始動した今、村重こそ次世代バラドルの台風の目となるかもしれない。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2022/09/05 19:00
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