爆笑問題・太田光また…旧統一教会問題で釈明がブレブレ?紀藤弁護士らの指摘に言及
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爆笑問題の太田光が4日、情報バラエティ番組『サンデージャポン』(TBS系)に出演。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題をめぐって立場的に対立していると思われていたジャーナリストの江川紹子氏や弁護士の紀藤正樹氏からの指摘に対し、「大きな意味で向いている方向性は違わない」などと釈明した。
これまで「統一教会は反社だって確定するんですかって僕は岸田首相に聞きたい」などと強硬に持論を訴えていただけに、ネット上で「ブレブレでは」「急に日和ったようにみえる」といった意見が寄せられている。
太田は先月28日の同番組で、「統一教会は反社だって確定しているんですかって岸田さんに聞きたい。今の段階では宗教法人として認められた宗教なのに、関係を調査していきますって、まるで暴力団の関係と同じ。なんの悪意もなく、ただ信じている人たちもいっぱいいるのに暴力団員みたいに見られちゃう。その人たちはどうやって救済するの」などと持論を述べていた。
また、旧統一教会の霊感商法問題に関しても「商法的には間違っているかもしれないけど、教え自体が間違っているとは誰も言えない」と論じた。
この発言がニュースで報じられると、紀藤弁護士は自身のTwitterで「少なくとも太田さんのこの立論は間違っています。宗教法人格悪用の団体に国民も政治も何も対策を取れず言えなくなる」と指摘。「また政治への浸透の問題は反社性だけの問題ではありません」とも付け加えた。
さらに、江川氏がYahoo!ニュースのコメント欄で「カルトは、『教えが間違っている』から問題視されるわけではなく、その『行為』が問題視されます。統一教会も同じです。太田さんは、それを知りながら、知らないフリをしてませんか?」などと太田の発言に対して反論。「『宗教法人で認められた宗教』だから調査するのはおかしいと言うなら、オウムは地下鉄サリン事件を起こして警察が捜査に入るまで、調べない方がよかった、ということですか?」とも問いかけた。
これに紀藤弁護士は江川氏の発言を引用しながら「先は、立論=論理展開の誤りを指摘しただけですが、私の意見としては江川さんと同じ意見です」と補足した。
オウム事件のころからカルト問題に取り組んできた2人の意見が4日の番組で取り上げられると、太田は意見の食い違いについて語り出した。
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