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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中丸雄一の超絶ハードな2日間
『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #19

中丸雄一の超絶ハードな2日間!『24時間テレビ』直前の『旅サラダ』宮城ロケをどう乗り切ったか

中丸「カニカニカニカニカニ!」

 この日の中丸が体験したのは、松島湾に150年残る伝統的な「追い込み漁」だった。というわけで、中丸の乗った船がいきなり動き出した。前回のロケ地である熊本での球磨川下り体験に続き、2週連続の乗船だ。

 今回乗った船は、中丸の探検気分を喚起した。今も使われている線路の下をバンバン通ったり、アドベンチャー感が満載なのだ。まるで、テーマパークのアトラクションみたいである。

「ディズニーランドで乗りそうなものに感じます」(中丸)

 今から漁を始めるというのに、1人でディズニーを感じている中丸。たしかに、ディズニーランドの「ジャングルクルーズ」みたいな雰囲気だ。しかも、結構なスピードでグングン進む船。そんな不安定な足場なのに、立ったまま漁師さんにインタビューする中丸は体幹が強い。ただ、足腰は強いが、内面は心ここにあらずだったか? 

中丸 「いつもだったら、どれくらいの量の魚が捕れるんですか?」
漁師 「やれば必ず捕れるぐらい」
中丸 「必ず捕れる量。はぁ~、なるほどなるほど。へぇ~。……………………(数秒の沈黙)、さあ」

 目を細め、カンペを読みながら、微妙な間を作る中丸。今回の中丸の進行は、とりわけて“流れ作業感”が強い。妙にぼやぼやしているし、漫画みたいなキョトン顔だし、「なるほどなるほど」という口癖はいつも以上の頻度。とても生放送のテンションとスピード感ではないのだ。それらすべてを“味”として我々に印象付ける人徳は、よく考えるととんでもない力技だ。

 松島湾の「追い込み漁」には、特別な方法があるらしい。魚が入り江に入ったら網で塞ぎ、上流から船で魚を追い立て、網に引っ掛けるというやり方である。この際に用いるのは、長い竹の棒。これで水面を思いっきり叩き、魚を驚かせて網のほうへ追い立て、引っ掛けるのだ。

 この“叩き”を中丸も体験した。スタジオのレギュラー陣からは「落ちないでよ」「気をつけてね」といつものように過保護な呼びかけが飛ぶ。無理もない。水面に竹棒を叩きつける中丸の後頭部を見ると、寝癖がピョンピョン跳ねているのだ。後頭部の髪の乱れ具合は、“『旅サラダ』ファミリーの孫”と呼ぶにふさわしい頼りなさである。というか、今日の中丸はヘアメイクを自分でやったのだろうか? あと、『24時間テレビ』が控えているというのに、朝からこんな疲れることをさせられてるのも心配である。

 さて、中丸の“叩き”に効果はあったのだろうか? 網を引き上げると……想像以上の大漁! しかも、めちゃくちゃ大きいワタリガニがゲットできたようだ。

「カニカニカニカニカニ!」(中丸)

 カニを見て「カニ」を連呼し、見るからにテンションが上がっている中丸。実は、彼の好物はカニである。KAT-TUNのカニ担当・中丸。この日の彼は、“持ってる丸”であり“カニ丸”でもあったということ。『24時間テレビ』の直前に水上でカニを捕ってるのも不思議なスケジューリングだが、ハードな1日のいいスタートになっている。

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