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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 初ヒット祈願の弓木奈於、根性と涙
「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #12

『乃木坂工事中』弓木奈於、初選抜ヒット祈願は“NOT弓木ワールド”で根性と涙を見せる

『ひなあい』佐々木美玲、バラエティアイドルの本領発揮!

『日向坂で会いましょう』では、「打倒クイズ女王! 日向坂クイズバトル!」がオンエア。昨年は日向坂46全員で応援サポーターを務めた「高校生クイズ」だが、今年は影山優佳と松田好花しか呼ばれていないことに不満を持ったキャプテンの佐々木久美の発言から始まった今回の企画。3人1組のチームに分かれ、予選を通過し優勝したチームには来年の「高校生クイズ」に出られるようにMCのオードリー春日俊彰が口添えするという特典付き。日向坂46のバラエティ企画、特にクイズ対決に関してはハズレがないという印象通り、バラエティに貪欲なメンバーの姿が見られた。

 予選Aブロックの対決では佐々木美玲が大活躍。佐々木(美)といえば、最近はテレビバラエティのみならず、自身がパーソナリティを務めるラジオ『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!』(TOKYO FM)でもアイドルらしからぬテンションで笑いを届けているのが印象的だ。チームの紹介の場面では、オードリー若林正恭から「みーぱん(佐々木美玲)とおたけ(高本彩花)って頭良かったっけ?」と問われると、真っ先に手を挙げて「アタシたち塾行ってた」とアピール。第3問が始まる直前にはフライングで椅子に座ってしまい、若林から退場宣告されるなど、バラエティアイドル・佐々木美玲の本領発揮! 第5問では正解の「ウィル・スミス」を一発回答し、チームを勝利に導いた。

 予選Bブロックでは早押しクイズに加えて、スタジオ内にばら撒かれた問題を自分で探し出し答えるというゲーム要素も追加。ここでは河田陽菜が3回連続で罰ゲームを引いてしまい、「高校時代に戻ったつもりで春日に告白」というお題では「春日さん世界で一番大好きです」と笑顔で告白、「今の10代に刺さる言葉を大声で叫ぶ」というお題では「一緒に頑張ろう」と薄っぺらい言葉でエールを送るなど、内容はともかく顔を赤らめながらも頑張ってセリフを言う河田の姿には癒やされた。

 そして前回に引き続き森本茉莉がまたしても珍回答を連発。お笑い芸人と野球選手の二刀流は誰かという問題には「トレンディエンジェル」と堂々と答え、日本気象協会が発表した40度を超える日を何というかに対しては「超猛暑日」とシンプルに間違ってしまう失態。これには若林も我慢できずに笑いを漏らしていた。

 超簡単な問題が置かれた3mのタワーに苦戦するメンバーをよそに、濱岸ひよりが機転を利かせていたのが印象的だった。音声さんのガンマイクにガムテープをつけていとも簡単に封筒をゲット。ここでの若林の「冒涜ですね! 音声さんへの」という発言を引き出したのも良かった。濱岸はペーパーテストこそ13位だったけれど、試験では測れないズル賢さは人一倍あるようだ。結果的に濱岸の活躍もあり、「天まで届く美女たち」チームが勝利。来年の「高校生クイズ」の出演権(?)を獲得するのはどのメンバーなのだろうか。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

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かわさきりゅうや

最終更新:2022/09/04 21:00
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