Aマッソ、バラエティ進出で“丸くなった”? 安定感&破天荒エピソードでオファー急増
#お笑い #Aマッソ #脱竹
3時のヒロイン、ヒコロヒー、蛙亭・イワクラ、ぼる塾、納言・薄幸、ラランド・サーヤ……多くの女性芸人が活躍している昨今。その中でも着実に存在感を増しているのが、加納愛子と村上愛のコンビ、Aマッソだ。
昨年12月に行われた『女芸人No.1決定戦 THE W 2021』で準優勝したAマッソ。これまでは先鋭的なネタを持ち味として、尖った芸風と見られることも多かったが、最近ではバラエティー番組でオールマイティな活躍を見せることも増えている。
「もともとAマッソはひな壇で活躍するタイプではなく、ワードセンスやシュールな切り口による“センス系”の芸人というイメージでした。でも、ここ数年で地上波テレビでの露出も増え、ひな壇的な動きもするし、無難なトークもするし、ベタなイジりにも対応するようになっています。芸歴を重ねてきたことで、だいぶ丸くなってきた結果、テレビにも適応しているのでしょう。特に、ネタ作りを担当している加納は毒っ気とベタのバランスが絶妙で、ピンでの番組出演も多く、番組のスタッフからも信用されています」(構成作家)
一方で、ボケ担当の村上については、破天荒なプライベートにスポットが当たりつつある。
「村上はお酒が好きで、芸人仲間ともよく飲んでいるんですが、飲みの席でのエピソードが本当に面白い。インディアンス・きむとつかみ合いの大喧嘩をした話や、泥酔して記憶をなくして朝起きたら真空ジェシカ・ガクと抱き合って寝ていた話なんかは最高です(笑)。こういう逸話が次々と生まれてくるのが、村上の魅力ですね」(同)
Aマッソは、2021年10月からMBSラジオ『AマッソのMBSヤングタウン』のレギュラーを務めている。
「それまでもAマッソはラジオ番組を担当していましたが、『ヤングタウン』という大きな看板を任されたことで、一気に注目度が上がったのは間違いないです。そして、その『ヤングタウン』で村上の破天荒エピソードがこれでもかと展開されていくわけです。多くの人が聴取している番組で、自分たちのキャラクターを存分に出せるようになったのは、Aマッソにとってとても大きなことだと思いますよ。『ヤングタウン』が始まってから、さらにAマッソの露出も増えていますし、あの番組を聞いてオファーを検討するテレビスタッフも多いですからね」(同)
上り調子のAマッソにとって、悲願となるのが賞レースでの優勝だ。現在予選が開催されている『キングオブコント2022』では、惜しくも準々決勝で敗退してしまった。
「『THE W』では2回決勝に進出しているものの、『キングオブコント』と『M−1グランプリ』では思うような結果が出ていないんですよね。本来エッジの効いたネタが特徴的なコンビであり、その点で賞レースとの相性があまりよくないとも言われています。でも、メディア露出が増えて、自分たちのキャラクターが浸透すれば、ネタの妙味がより伝わりやすくなっていく可能性も高い。むしろ、これからが勝負時かもしれません」(同)
バラエティー番組と賞レースの両方で飛躍するAマッソに期待だ。
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