齋藤飛鳥、与田祐希にチョークをおみまい!乃木坂全ツ2日目、初日との違いレポ
#ショウムライター
※本記事には、ライブ内容への言及があります。
DAY2
空扉から降る物は、止むに止まれぬ嬉し涙であった。
3年もの間、乃木坂46の不在に耐えて来たんだ。
いいよ、許そう。
思いっ切り泣きな、神宮。
その涙、枯れるまでー。
おっさんは神宮の涙腺と涙袋をナメていた。神宮の涙は枯れなかったので雨は降り続けた。最早悪い気はしなかった。概してそう言った天候の方が人は我を忘れられる傾向にある物なのだ。
乃木坂46 「真夏の全国ツアー2022」2日目の開幕である。
丁寧に注意事項を読み上げる、今宵の影ナレは田村真佑。『乃木坂工事中』(テレビ愛知/テレビ東京系)での企画”声カワイイ選手権”にて優勝した1人(もう1人は齋藤飛鳥)であり、『乃木坂46時間TV』(ネット配信)の個人企画ではASMRに挑戦し、また別の所では『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)のアーニャの声真似(コスプレも)を披露するなど、声をフィーチャーされる事の多いメンバーでもある故、何とも贅沢な前菜である。
オープニングからの夏曲連射は変わらずであるが、明らかに違うのは空模様。昨日に輪をかけて暴れに暴れているではないか。神宮大号泣である。嬉し泣きであるのは分かっているが、ちと手を緩めて貰う訳には参らんか。
齋藤飛鳥はお冠、岩本蓮加はメイクが落ちてしまう事を苦笑い、遠藤さくらは珍しく巻いてもらった髪がいつも通りになってしまったとMCで語る。きっとステージ裏ではとんでもない量のドライヤーがスタンバイしていた事だろう。メンバーが入れ替わり立ち替わる進行の中で、再登場の際にはきちんと髪の毛やメイクがセットし直されている所など、頭が下がる思いであった。
期別のパート、先ずは5期生。初日は奥田いろはがMCを務めたが、本日は一ノ瀬美空が担当。「絶望の一秒前」~「バンドエイド剥がすような別れ方」をパフォーマンスし、4期生へとバトンを繋ぐ。ここで曲目は初日の「キスの手裏剣」から贅沢な影ナレを聴かせてくれた田村真佑がセンターを務める「猫舌カモミールティー」へと変更。そして3期パートでは復帰を果たした伊藤理々杏センターによる「僕の衝動」。先日放送された乃木坂工事中でのキメ顔グランプリにて大フィーチャーされた当曲であるが、渾身のパフォーマンスでもって観客を魅了してくれた。
1・2期生による「海流の島よ」ではデビュー当時の映像がスクリーンに映し出され、そこからデビューシングルの「ぐるぐるカーテン」に収録されている「会いたかったかもしれない」へ。AKB48「会いたかった」の歌詞をそのままに、マイナー調へアレンジすると言う大胆さへの衝撃。未聴の方は是非とも一聴をお勧めしたい。
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