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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 公金1.7億円横領事件、容疑者の“推し”が声明

公金1.7億円横領事件、容疑者の“推し”アイドルが声明「真実が嘘だと言われ…」

報道内容と事件への関与を完全否定

 藤代は「まず私が横領の件について認識したのは6月7日です。これはsnsのメッセージ機能で本人から連絡がきましたので日付に間違いはありません。それ以前の2ヶ月前から知っていた事実は一切ありません」とし、廣出容疑者の「推し」が自分だったことを認めた上で、横領を認識した時期について反論した。

 さらに「週刊誌に掲載されていたような『最後に残っているお金で何をしようか』などのメッセージも頂いておりません。今まで頂いたメッセージも全て警察の方に提出させていただきました」と記し、買い与えられていたとされるブランド品についても「プレゼントを頂いていたのは事実ですが、主にお菓子や洋服、コスメ等を頂いておりました」「既に警察の方に返品できるものに関しましては返品しております」として報道内容と事件への関与を否定した。

 また、記事内で藤代が周囲に語ったとされている「本当にお金あるなら結婚するのもあり」「育ってきた太客が毎週のようにプレゼントくれる」「警察が来たらどうしよう」「税金払わないと」などの発言についても、「一切しておりません」と断言。税金に関しては「毎年確定申告もしております」と付け加えた。

 藤代は「メディアの力は大きく、私が何を言っても信じて頂けないかもしれませんが、これが事実です」とし、「事実無根の嘘が真実のように扱われ、真実が嘘だと言われ、勝手につけられたイメージが消えることはなく、今後一生疑われ続けることがとても悲しく、悔しく、また憤りを感じております」と思いを明かした。

 事件後は誹謗中傷のメッセージが多数届いているそうで、「過度な内容のものは既に事務所の方に報告させて頂いております。今後このような事が続くようでしたら適切な処置を検討させて頂きます」と悪質なネットユーザーに警告した。

 さらに「面目おかしく捏造された記事により事実ではない事で誹謗中傷される日々が本日をもって終息することを祈っております。今回の件に関しまして、これ以上の発言は控えさせて頂きます」と記し、事件への言及はこれが最後になるとしている。

 いずれにしても、アイドルが巨額の横領事件に巻き込まれて声明を発表する事態になるのは前代未聞で驚きの声が広がっている。事件そのものだけでなく、身の丈を超えた大金をつぎ込んでしまう人がいる「アイドルビジネス」の是非に至るまでネット上で議論の対象になっており、今後も波紋が広がりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/08/31 21:00
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