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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 香川照之「オレが謝ってる」の驕り

香川照之「オレが謝ってやってる」の驕りが透けたモヤモヤ謝罪、土下座もナシ

沈黙守ったまま…山上徹也容疑者の母を抱え込んだ旧統一教会

 ところで、安倍元首相を暗殺した山上徹也容疑者の母親は、その後どうしているのだろう。

 文春は、8月8日に、白いハットをかぶり、デパートの総菜売り場で、864円の「だし巻きと鶏唐揚げ弁当」を購入する母親を直撃している。

 だが何も答えず、泊っている高級ホテルに戻ってしまったという。

 母親は、身を寄せていた伯父のところから逃げ出し、以前から親しくしていた奈良の元教会長・小野大輔(仮名)と合流して、ホテル代などは統一教会側が出しているという。

 だが、猫好きの彼女は、ホテルに猫を入れたために追い出されて、大阪のマンションにいるそうだ。

 そこは五畳半ほどの狭い部屋で、衣類などを詰め込んだカバンと猫と暮らしているという。

 文春によれば、時を同じくして、統一教会の幹部・澤田拓也総務局長と今後どうするかについて、話し合っているそうだ。

 統一教会側が恐がっているのは、母親が、「無理矢理献金させられていた」「教会のせいで私も息子もおかしくなり、事件が起きた」などと、教会批判に転じられることだという。

 そうさせないために、統一教会が母親を丸抱えにしているのだろう。

 母親は、何度かコメントを発表しようとしていた。安倍元首相の四十九日までに出せればと考えていたそうだが、それはできなかった。

 だが、今後、何らかの母親のコメントが発表されても、文春のいうように、「今後A子(母親のこと=筆者注)さんのコメントが発表されるとすれば、それは教会側のチエックを受けたものになる」のは間違いない。

 息子が安倍元首相を暗殺しても、妹が泣いて頼んでも、母親の統一教会の呪縛はとけそうにない。

 あらためて、カルト教団の“洗脳”の恐ろしさをひしひしと感じる。

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