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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 香川照之「オレが謝ってる」の驕り

香川照之「オレが謝ってやってる」の驕りが透けたモヤモヤ謝罪、土下座もナシ

新宿・大久保公園“立ちんぼ”たちの声

 フライデーが新宿の大久保公園あたりに立ちんぼの女性が多くなっていると報じている。

 私が編集者の現役時代、夜、家に帰るために早稲田からタクシーで大久保通りに入ると、左側にズラッと立ちんぼが並んでいたことがあった。

 多くは東南アジアの女性たちだったが、スタイルはよく、中にははっとするような美形もいた。

 たまにタクシーを降りて歩いてみたことが何度かあったが、こいつは客じゃないと見定めると、「さっさと帰んな」と毒づく女性も多くいた。

 そこから、区役所通りへと向かう暗い路地には、さらに恐い女性やそのヒモたちがたむろし、とても1人で歩けるところではなかった。

 いまは、多くの韓国料理屋ができ、若いネエチャンたちで賑わっている。今昔の感である。

 フライデーによると、「トー横キッズ」と思しき少女たちや売春女性の戻りを待つ男たちも多数いて、低年齢化が進み、月に100万円以上稼ぐツワモノまで現れたという。

「この界隈では20歳前後でウリをやっているのが普通だし、最近は明らかにアンダー(未成年)らしい女の子も増えたよ。どう見ても高校生みたいな子が、声をかけてきたオジサンとホテルへ向かうところもよく目にするね」

 そう話すのは、2021年の11月頃からここで売春をするようになった22歳のレナ(仮名)だ。

 もともとこのあたりは売春する女性がいたが、2年ほど前から、20歳前後の若い女性が増え始めたという。

 レナは週に3,4回、夜6時間ほどここに立つという。「コンドーム着用、ホテル代別で15000円」が相場だそうだ。

 1日の稼ぎは6万円から10万円ほどになる。レナはツイッターで客を募るから、今年の7月は130万円以上を稼いだそうである。

 だがその稼いだカネのほとんどは、推しホストに貢いでしまうという。

 カネがなくなっても、また1日稼げば6~7万円は軽く稼げる。そのカネもホストに貢いでしまうのだが。

 バカな女性たちといってしまえばそれまでだが、昔も今も、そう変わりはない。入れ込む何かがあるから働くことに精を出せる。

 どこかに出ていたが、人に“奉仕”している人間は、時間外では他人から奉仕されたいと思うから、ホストに入れ込む水商売の女性が多いということを聞いたことがある。

突然思い出した。そういえば、吉原のソープランドに行かなくなって久しい。

 たまには吉原の見返り柳でも見て、古今亭志ん朝の『お見立て』でも聴くかな。これほど笑わせてくれる落語はない。

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