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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 日向坂46森本「あんまりお金を持っていなくて…」
「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #11

『ひなあい』日向坂46森本茉莉「あんまりお金を持っていなくて…」衝撃告白。タライの刑に処される

『そこさく』尾関梨香「記録より記憶に残れ」

『そこ曲がったら、櫻坂?』では「私が人生で学んだ格言発表会!前半」がオンエア。欅坂46から数えて7年が経ち(2期生は4年)、人生経験も豊富なメンバーがこれまでの経験から学んだ人生の教訓を直筆で発表していく企画だ。

 最初に発表することになった尾関梨香が早くも見せ場を作っていた。尾関が椅子の下に置いてある半紙を取り出そうと前屈みになると、勢い余って前方にこけてしまうというハプニング。無意識で面白いことをやってのけるのは尾関のもはや才能だ。

 尾崎が学んだ教訓は「記録より記憶に残れ」。『欅って、書けない? 』(テレビ東京系)時代に行われた生クリーム衝突事件での、MCのハライチ・澤部佑の「記録より記憶に残る女」という発言が印象に残っていたそう。思えば、ジェットコースターでよだれを流したり、体力測定でも「尾関スタイル」と呼ばれる独特なフォームで走ったりと、これまでも幾度となく“記憶”を作り続けてきた。尾関は「同期にも後輩にも、これから入ってくる3期生にも伝えたい」と思いを口にしており、先日の「W-KEYAKI FES」で卒業セレモニーを終えた尾関の言葉として胸にくるものがある。

 一方で、この後は尾関のコケ芸を他の発表メンバーもやる流れに。小林由依も渋々やる羽目になってしまい、スタジオが笑いに包まれた。ちなみに小林が教訓として挙げたのは「Uberに申し訳なさを感じすぎるな」。1品だけ頼むことに申し訳なさを感じているという小林はついつい2、3品を頼んでしまって結局食べきれないという。これには松田里奈や上村莉菜らも共感の嵐。これには筆者も頷きながら聞いていた。MCの土田晃之のペットボトルの水を掲げる謎判定に対し、小林の「ウォーターとは?」というぼやきはパワーワードだった。

 森田ひかるは「一回座ろうはもう動かない」を教訓として挙げた。ここで澤部が「明日やろうは馬鹿野郎」というドラマ『プロポーズ大作戦』(フジテレビ系)に登場する名言をさらっと言ったのにも関わらず、メンバーの誰もしっくりきていなかったことにジェネレーションギャップを感じた。

 中でも守屋麗奈とMCのやり取りが印象的だった。「宿題も溜め込んで最後にガーッてやる」「テストの2、3日前にダッシュで教科書を読む」と話した守屋に対し、ハライチ土田晃之が「嘘だと思います」とバッサリ。土田と守屋の関係性が垣間見られた一幕だった。

 他にも田村保乃の「和と洋の組み合わせが一番おいしい」など、MC、メンバーを巻き込んで共感できるエピソードが目白押しだった今回の放送。次回は「松田(里奈)が逃走!?」という予告が放送されており、何があったのか気になるところだ。

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