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文春砲被弾のエンリケ、夫が“応戦”するも…警視庁捜査でブランディング崩壊危機

文春砲被弾のエンリケ、夫が“応戦”するも…警視庁捜査でブランディング崩壊危機の画像
「シャンパンサロン エンリケ」公式サイトより

 2日間で1億円を売り上げたという“伝説”を誇る元カリスマキャバ嬢・エンリケ。現在は実業家・YouTuberとして活躍する彼女が経営するシャンパンバーで男性が死亡し、警視庁が保護責任者遺棄容疑で捜査に入っていることを「週刊文春」2022年9月1日号(文藝春秋)がスッパ抜いた。

 記事によると、銀座にある「シャンパンサロン エンリケ」で6月27日深夜、客の男性が泥酔。スタッフが更衣室に運び込んだが、28日午前3時頃、変わり果てた姿で発見され、救急搬送されたものの、そのまま亡くなったという。この日は人気YouTuberのてんちむが来店するイベントがあり、男性は盛り上げ要員として知人に呼ばれたとされている。

「エンリケは7月4日、インスタのストーリーズ機能を使って『お店のお手伝い兼、お客様』として来ていた人物が死亡したことを報告。一気飲みやお酒の強要があったわけではないと弁解していた。しかし釈明はこの一度きりで、その後は何食わぬ顔でヨーロッパに旅立ち、ファッションショーなどを満喫する様子をインスタに上げまくっていた。不慮の事故かと思わせておきながら、『文春』では、周囲に合わせざるをえなかったのか、男性がかなりのハイペースで飲み、泥酔後は店内の狭い更衣室に4時間近く押し込められ、スタッフが彼に気づいた時には顔面蒼白、脱糞した状態だったという詳細が報じられています」(スポーツ紙記者)

 この「お手伝い兼、お客様」という不可解な言い方は、当時から疑念を持たれていた。

「文春によれば、同店のビジネスモデルは、客の代わりにスタッフがシャンパンボトルをどんどん空け、追加注文させることで売り上げを増やすやり方。男性は『客』の立場でクリュッグなどの高級シャンパンをタダ飲みできる代わりに、飲みまくる『手伝い』をしなければならなかった。エンリケは亡くなった男性に直接手伝いを依頼したわけではなく、『夫の友人が呼んだ方』で面識もなかったと説明していますが、“大量に飲むほうがいい”という方針の現場に居合わせていたのであれば、管理責任は免れないと見られています」(同前)

 だがエンリケが総スカンをくらったのは、むしろその後の対応だった。

 「文春オンライン」で先行して報じられた8月23日、海外旅行中というエンリケはInstagramを更新。数百万円はする3点の高級バッグを並べ、「どのバッグが好き?」と呑気に書いたのだ。

「エンリケの熱狂的なファンが『素敵です!』など礼賛コメントを入れる一方、『謝罪すべき』『ファンをやめました』などの書き込みが殺到。エンリケは批判コメントを次々と消していきましたが、それがバレバレとなったため、コメント欄を閉鎖したのです」(同前)

 「文春」報道についてエンリケはSNSで沈黙を守っているが、”応戦”しているのが夫だ。

「夫は匿名アカウントでしばしばエンリケの素の姿をアップし、それが人気を博しています。報道当日、『やられた事は忘れない。ちゃんとしっかり返す。誰か分からないと思って調子こいてるやつは覚悟しとけよー』と、内部告発者への脅しとも取れる発言を投稿。『文春の話本当ですか??本当だったら終わりですよ!』とのコメントには、『本当じゃないし本当だとしても別に終わりじゃない』と応じており、徹底抗戦の構えなのです」(同前)

 エンリケは2020年、会社経営者の男性と結婚したことを発表しているが、その夫とはどのような人物なのか。知人が語る。

「10歳ほど年上で、小太りながらも、若々しい印象です。彼はエンリケの経営と無関係の立場をとりながら、そのシャンパンバーに顔を出して、スタッフに指示を与えています。エンリケを守るためならヒール役も厭わない人で、スタッフを怒鳴り散らすこともあり、この結婚によってエンリケが変わってしまったというファンもいます。今後、『文春』や内部告発したと見られるスタッフに”仕返し”をたくらんでいるようです」

 今後の捜査はどうなるのか。警視庁担当記者が言う。

「直後の司法解剖では男性の死因は不明となっており、大学病院で死因特定の検査が続けられています。大量のアルコールを摂取していたか、狭い空間に閉じ込められて熱中症になり、多臓器不全となったと考えられます。いずれにせよ、エンリケの立件は確実視されており、シャンパンバーの信頼はガタ落ち。廃業は時間の問題でしょう。スタッフを脅すような言動をしたり、海外を飛び回るようであれば、証拠隠滅の恐れがあるとして逮捕も考えられます」

 家賃月350万円の豪邸に住むなど、自身のブランディングに余念がなかったエンリケ。今回の事件で、それが”砂上の楼閣”だったことが露呈しそうだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2022/08/28 06:00
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