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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中丸、キスマイとABCに先輩風吹かす
『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #18

『旅サラダ』中丸雄一「キスマイとABCじゃまだ早いですよ」先輩の威厳を見せようと…

ぼやきを短歌にした中丸に神田正輝から愛のムチ

 約1時間後、中丸が乗った船は球磨川のど真ん中あたりに移動していた。中丸が船頭さんに話しかけた。

「急流と聞いてるんですけれども、だいぶ穏やかですね」(中丸)

 この発言から1分後にいきなり急流に入り、ジェットコースターみたいなスリルを発揮し始める船。川は荒れ出すし、中丸が明らかに焦っている。

「ちょっと待って、思ってるより速いぞ!? 思ってるより速い」(中丸)

 余裕を見せる発言の間が悪すぎて、中丸が可哀想になってきた。ロケ前日は雨が降っていたし、水かさが増したのだろう。船に勢いがつき、例によって“びびり丸”が発動である。

 この急流の中、いきなり中丸は与謝野晶子の歌を詠み始めた。

「『大ぞらの 山の際より 初まると 同じ幅ある 球磨の川かな』、ねっ?」(中丸)

 ジェットコースターばりの船のスリルに、心ここにあらずなのだろう。小学生の音読みたいな棒読みなのだ。「ねっ!」と、やっぱりセルフ相槌を打ってるし。

 どうやら、中丸も自作の句を作ってきているらしい。

中丸 「詠ませていただきます。『生中継 やってて楽しい 中丸印 でも真夏と真冬は 室内がいいかな~』。ちょっと、本音を言ってみましたけども」
神田 「それはダメです。それはいけません」

 急流の中で本音を漏らす中丸。ただのぼやきを句にした彼の作品にうっすらみんな困っているし、さっきの棒読みと違って心がこもっているし、神田正輝に速攻で却下されてるし、まさしくジェットコースターのような流れだ。

 しかも、このシチュエーションのまま、船上で中丸がうなぎを食べるという脈略のない展開に突入したのも驚きだった。構成を考えたスタッフは、欲張りすぎだと思う。「なかまる印」には「ロケに行く→中丸が食レポする」という流れが確かにあるが、急流の船上でうな重のもぐもぐタイムはさすがにびっくりだ。

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