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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > ぺこりゅう、離婚で“新しい家族の形”

りゅうちぇる&ぺこ、離婚で”新しい家族の形”に「応援したい」「身勝手」と賛否

「応援したい」「身勝手では」と賛否両論

 当初、ryuchellは「ぺこの彼氏」という扱いでメディア露出を始めたが、独特のキャラクターが注目されて大ブレイク。人気絶頂だった2016年に結婚し、テレビやネットなどで見せるpecoへの細やかな気遣いによって「理想の夫」「全男性に見習ってほしい」などとして女性層を中心に高い支持を得ていた。

 だが、実際はその裏側で「本当の自分」を隠し続けるという悩みを抱えていたことになり、ネット上では「ありのままで自分らしく生きるりゅうちぇるでいてほしい!」「勇気をもって打ち明けたりゅうちぇる、それを受け入れたぺこちゃん、どっちも素晴らしいと思う」「ふたりが納得した結果なら応援したい」などと理解を示す声が多く寄せられた。

 しかし、その一方で「男性として好きになって結婚して、子どもも生まれたのに、今さら『夫として生きるのは辛い』って言われたぺこちゃんの立場は……」「性自認の問題は理解してあげたいけど、ぺこちゃんがそれを知らされないまま結婚・出産という人生の重大な選択をしたことにモヤモヤする」「夫の立場は嫌だけど息子と一緒に暮らしたいし、ぺこちゃんを切り捨てたくもないというのは身勝手すぎると思う」といった批判的な意見も噴出し、賛否両論が巻き起こっている。

 りゅうちぇるの文章から「新しい恋愛がしたくなったのでは」と推察した人も少なからずおり、それが批判を加速させる要因になっているようだ。ただ、2人は以前から既存の夫婦の枠組みに収まらない「新たな家族像」を見せており、旧来の常識で評価できるものではないのかもしれない。

 しかし、多くの人が「理想の夫婦」だと思っていた2人の離婚の衝撃が大きかったのは間違いなく、今後も賛否を呼びそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/08/26 21:00
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