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香川照之「性加害」報道でCM業界に波紋…トヨタ自動車の広告戦略にも影響か

トヨタ自動車の広告戦略に影響も

 香川は東洋水産、アリナミン製薬など多くの企業CMに出演しているが、今年1月からは堺雅人との「半沢コンビ」でサントリー「パーフェクトサントリービール」のCMに登場して大きな反響を呼んだ。

 お酒関連のCMはデリケートで、もし酒の席で「性加害」をしたとなると、香川は降板となって放送打ち切りになるおそれがある。

 さらに、最も大きな影響が出そうなのがトヨタ自動車の広告だ。

 トヨタは2019年からネットとCMを融合させたオウンドメディア「トヨタイムズ」を開始し、香川が「編集長」に就任した。CMでも香川が豊田章男社長にインタビューする様子などが流され、いわば香川は「トヨタの顔」になっていた。

 トヨタはダイバーシティ&インクルージョンの推進を経営基盤の一つに位置づけ、女性活躍推進にも熱心に取り組んでいる企業だ。香川の女性に対する「性加害」が事実なら、とても「トヨタの顔」は任せておけないだろう。また、欧米などは「#MeToo」運動に代表されるように性加害に対して非常に厳しく、グローバル企業であるトヨタにとって今回の報道は看過できない問題となる。

 「トヨタイムズ」は香川のイメージが非常に強いため、もし香川が降板するようなことになればメディアの閉鎖を余儀なくされる可能性がある。CMの打ち切りなどにとどまらず、日本を代表する世界的企業の広告戦略が大きく狂うかもしれない状況だ。

 事務所発表では「全ては本人の不徳の致すところ」と全面的に非を認めている香川。26日の『THE TIME,』に出演するかどうかはまだ明らかになっていないが、本人の口からどんな説明、謝罪があるか注目が集まりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2022/08/25 21:00
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