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日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 鬼越トマホーク、120分間の喜怒哀楽

鬼越トマホーク、120分間の喜怒哀楽 ラジオで結婚報告した坂井の「不幸の上に成り立つハッピー」

鬼越トマホーク、ANNレギュラーに最も近いコンビ

 この流れから、番組はコーナーに突入する。「佐藤二朗のTwitterはバズりたい感じが透けて冷める」「『動物と戦いたい』と口にする武井壮は突き詰めると動物虐待」「佐久間宣行はセックス中もあの笑い方をする」「吉本で目の奥が笑っていないのは馬場園梓」と、鬼越はいつものペースを見せ始めた。よく、あの空気からここまで取り戻せたものだ。

 120分間にこれほど喜怒哀楽を詰め込んだのだから、「お笑いラジオスターウィーク」大トリにある意味ふさわしかった。期待していた“黒い笑い”とは違うものの、深夜ラジオでしか聴けない人間味だったと思う。メディアを問わず、自分たちの“らしさ”で輝く術の見つけ方が鬼越はうまい。「一族の確執を乗り越え、それでも今は幸せになった」で綺麗に収まらなかった点も、鬼越ならではだったと思う。毎回、鬼越にしかできないラジオを必ず貫いているし、2人のANNはいつも唯一無二だ。

 鬼越トマホークによる、次回の『オールナイトニッポン0』を楽しみに待ちたい。今、はっきりとANNレギュラーに最も近いコンビだと思う。

 

 

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2022/08/24 11:00
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