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旧統一教会関係者「人間として薄情すぎる…」萩生田政調会長のズブズブっぷり

タワマンに住みたがる“中流”の自尊心と現実

「タワマンを買った人はなぜ破滅するのか」

 現代のこのタイトルを見てすぐに、「大丈夫か」と思った。記事を読む前だが、まさかタワマンに住む人がすべて破滅するわけではあるまい。タワマンに住んでいる人からクレームが来たら、どう対処するつもりなのだろう。

 読んでみた。

 ファイナンシャルプランナーの丸山晴美がこう警告している。

「地方から東京に憧れて出てきて、それなりの収入を得て、タワマンを買う方は、自尊心が強い傾向があります。都心のタワマンを買うことをある種のステータスと考えているのです。そういう方は格差にも敏感で、人から見下されたくないと見栄を張り、高層階に住む本当の富裕層に対抗心を燃やしてしまう。

 その結果、高額の生活費や子供の教育費で実際に家計が破綻してしまう事例も多いと聞きます。身の丈にあった生活がわからないことが不幸につながるのでしょう」

 マンショントレンド評論家の日下部理絵はこういう。

「一般的なマンションに比べてタワマンは管理費や修繕積立金が高いですが、これがさらに値上がりしていくことは避けられません。(中略)

 さらに、人件費や電気代、保険料などの上昇で、今後は管理費も値上げされます。管理費と修繕積立金を合わせて、毎月5万円以上の金額を徴収されるタワマンも増えていくはずです」

 長谷川不動産経済社の長谷川高はこう警告する。

「世帯収入1200万円程度の人が1億円のタワマンを買えてしまうのは、超低金利が原因です。昔の住宅金利は4~6%でしたが、今や変動金利だと年利0.6%くらいで借りられます。しかし、欧米で利上げが進んでいますし、日本でもいずれ利上げする局面が訪れます。金利が1%上がれば、月々の支払いが数万円増える。子供を私立の学校に入れていると、滞納リスクが出てくるでしょう」

 その上、金利が上がるとタワマンを買わなくなるため、売るときに価格が大きく下がっているということも起きる。

 要は、貧乏人は背伸びをしないで、タワマンなんかには住むんじゃないということだ。

 低層階にいれば上を気にし、中層階にいる人は本当の金持ちであろう上層階に憧れ、嫉妬心を燃やすというのだ。そんなものかもしれないが、見場がいいからと、タワマンに住むのは気を付けた方がいいというのは理解できる。

 その上、地震や台風が来れば、上層階の人間は地獄を味わうこともある。第一、高所恐怖症でタワマンなんかに興味のない私には、まったく関係ない話ですな。

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