麒麟川島、クールポコ。のネタパクり芸人に「相手の目を見ながら財布盗むやつ」
#ラヴィット!
先週、19日放送のTBS系『ラヴィット!』にクールポコ。(せんちゃん・小野まじめ)が出演。ネタパクり疑惑のマジメニマフィン(知念アマン・ちばけん)と共演を果たした。
この日のオープニングのテーマは「オススメの短いもの」
東京ホテイソン・たけるは長い名前の物を短くするネタを持つ浅井企画所属の、マジメニマフィンを紹介したのだが「お笑い界を揺るがす、問題的なネタをやってるので」と意味深な前置き。
マジメニマフィンのネタは「コント庭師」。庭師の恰好の2人が長い名前の物を「な~がい!伐採!」と言って枝切りハサミで刈り名前を省略するというもの。
しかしネタが始まると、すぐに違和感に気が付いた出演者たちがザワザワ。ネタが終わると司会の麒麟・川島明は「ジェネリックっていうことですか。一緒じゃん彼らと」と指摘。マジメニマフィンのネタはリズム、間、台詞がクールポコにそっくりだったのだ。マジメニマフィンは「全く似ていない」とパクリを否定。この疑惑を検証するためにスタジオにはクールポコが登場した。
本家の登場にスタジオが沸き立つ中クールポコは「な~に~?!やっちまったな!」でお馴染みのもちつきのネタを披露。それを踏まえて、マジメニマフィンのネタを再度比較することになったのだが、ちばけんが「な~がい!」の台詞を「な~に~?!」とそのまま本家の台詞を言ってしまいここで終了。川島は「すごいね、相手の目を見ながら財布を盗むやつがいるんだ」と本人を目の前にしたマルパクリに驚きの声をあげ、スタジオメンバーも大爆笑だった。
さらに、今度はクールポコが庭師のネタに挑戦することに。すると、2人はすっとネタに入り込み完コピ。「できた!」「完璧」とスタジオは拍手喝采。小野も「すぐできたからたぶん構成も一緒です」とパクられを認めた。
ここでスタジオではこの日のゲスト5人がパクリかどうか判定することに。結果は当然全員『アウト』で知念は手を上げて気絶。レギュラーのあるある探検隊までパクリ、「執行猶予中ですよ」と川島に注意されていた。しかしマジメニマフィンはこの後も懲りずに髭男爵、Wエンジンのジェネリックネタも挟み込み、パクリ芸を加速させていた。
マジメニマフィンのネタがぴったりだったことから使っていた小道具を貰おうとしていたクールポコだが最後には小野が「一緒に営業行こうぜ」と声をかけ、和解。無事にマジメニマフィンはクールポコ公認のパクリネタ芸人に収まったようだ。
マジメニマフィンはこのネタで『水曜日のダウンタウン』に出演し、ネット上では「クールポコすぎる」とプチ炎上。今回も批判的意見もあったもののクールポコ本人の登場、パクリ認定、クールポコの庭師、本人公認の怒涛の展開に「ついにマジメニマフィンとクールポコ。が対面した!」「マジメニマフィンとクールポコの絡みが最高に面白い」「クールポコ。の庭師の方がオモロイw」「クールポコ大人w一緒に営業行こうぜって素敵やん」と一緒に盛り上がる視聴者が多かったようだ。
クールポコはマジメニマフィンと衣装と小道具を全て交換した姿も見せ、パクられた芸人とも友好的。実際に「もちつき」と「庭師」のほぼ同じネタが営業で見れるかもしれない。
石橋貴明が言及で再燃…「呼び出し先生タナカ」パクリはどう問題なのか?
放送作家の深田憲作です。 「企画倉庫」というサイトを運営している私が「あの企画はどこが面白いのか?」を分析し、「面白さの正体」を突き止めるための勉強の場としてこの連載...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事