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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > “時の試練”と山下達郎の主義

『関ジャム』山下達郎は“古くならない”、ピチカートは“忘れられる”音楽を目指した

レジェンドたちに次々とインタビューしてほしい

 山下達郎の特集を筆頭に、玉置浩二特集(7月24日放送)や小田和正特集(7月31日放送)など、1人の音楽家を深く掘り下げる“大物ミュージシャン編”はどれも最高だった。本人は登場しないが、アンケートを投げてその回答をみんなで検証するフォーマット(テレビ東京『紙とさまぁ~ず』のような)は、スタジオで考察する隙間があって逆にいい。

 この形式で、たくさんのレジェンドにインタビューしに行ってほしいのだ。佐野元春や坂本龍一など、『関ジャム』が手を付けていない大物はまだいる。そういえば、『紙とさまぁ~ず』には細野晴臣だって登場していたし。

 さて、本日放送『関ジャム』の企画が面白そうなのだ。「東京」をテーマにした曲にスポットを当てる“東京ソング”特集が行われるという。

「東京」というタイトルの曲は、キリがないほど数多い。サニーデイ・サービス、くるり、GOING UNDER GROUND、きのこ帝国が歌う「東京」はパッと頭に思い浮かぶし、桑田佳祐、矢沢永吉、浜田省吾、B’z 、Mr.Children、ケツメイシ、やしきたかじんにも「東京」という楽曲はある。平川地一丁目には「とうきょう」があるし、椎名林檎やSADSには「TOKYO」という曲が、沢田研二には「TOKIO」がある。

 地方出身者が歌う“東京ソング”はいかにもなイメージだけど、生粋の東京育ちのミュージシャンが歌う“東京ソング”も気になる。あと、いつか“大阪ソング”も特集してもらいたいと思っている。

 昨年11月7日放送回にて、きのこ帝国の佐藤千亜妃がくるり「東京」への思い入れを語り、立ち上がった企画だろう。もちろん、本日の『関ジャム』にも佐藤は出演する。


 

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2022/08/21 20:00
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