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キンプリ、ドラマ出すぎ問題 平野紫耀は『クロサギ』、高橋海人と永瀬廉も来年まで内定済み

キンプリ、ドラマ出すぎ問題 平野紫耀は『クロサギ』、高橋海人と永瀬廉も来年まで決定かの画像1
『クロサギ】(TBS系)公式Twitter(@kurosagi2022tbs)より

 2006年に山下智久主演でドラマ化された『クロサギ』が、TBS系の10月クールでリメイクされることが正式に発表された。山下の跡を継ぎ、主人公で“詐欺師を騙す詐欺師=クロサギ”の黒崎高志郎役を演じるのは、King & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀。一部報道によれば、かつて堀北真希が演じていたヒロインの吉川氷柱役は、黒島結菜が務めるという。

「ジャニーズ事務所を退所した山下のドラマを、現役のジャニーズタレントでリメイクするというのは、まさかの展開です。ジャニーズ事務所から山下へのあてつけのようにも見えますね」(テレビ局関係者)

 平野だけでなく、キンプリのメンバーたちは、今後の地上波ドラマへの出演が続々と決まっている。

「テレビ朝日の深夜枠で、高橋海人の主演ドラマの制作がすでに決まっているそうです。永瀬廉も、1月期のTBSのドラマに出ることが内定しているとのこと。高橋は春クールのドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)にも出演しましたし、永瀬は現在放送中のドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)で主演。キンプリのメンバーはドラマ仕事が詰まりに詰まりまくっている状態です」(同)

 地上波ドラマ仕事だらけとなっているキンプリだが、ジャニーズ事務所はキンプリを“地上波ドラマ重要視路線”で行くことを決めたのだろうか。

「ジャニーズ事務所の若手グループの中ではキンプリがトップを走っていました。ジャニー喜多川氏が最後にデビューに直接関わったグループとして、2018年に華々しくCDデビューしたキンプリは、2020年にSnow ManとSixTONESがCDデビューするまで、ジャニーズのエリート街道をひた走るトップグループだった。ですが、今となってはSnow Manがジャニーズ内での人気No.1と言われており、そこにSixTONESや、昨年デビューしたなにわ男子が追随する状態。キンプリの人気序列は、ヘタすると4番手くらいになっているんです。ただ、キンプリとしても、ここで活動のペースを緩めるわけにはいかない。地上波ドラマに再躍進の活路を見出しているのかもしれません」(レコード会社関係者)

 他の若手ジャニーズグループに比べると、キンプリは個性がない……業界内では、そう囁かれていたという。

「ダンスパフォーマンスが突出しているのはSnow Man、王道アイドル路線はなにわ男子、演技も歌もイケるバランス型がSixTONES、というのが業界内評価ですね。そして、3グループとも、バラエティーにもマッチするというのが大きな特徴です。

 でも、キンプリについては、ダンスではSnow Manにかなわないし、なにわ男子ほど“カワイイ”雰囲気でもない。独自のキャラクターを発揮できていない印象です。でも、各メンバーの知名度も高いし、各々ソロでドラマや映画での演技キャリアも多く、そこがキンプリの大きな強みになっているのは事実です。だからこそ、“スノストなにわ”との差別化を図るべく、地上波ドラマへの出演数を増やしているのだと思います」(同)

 事務所内でしのぎを削り合うジャニーズの若手グループたち。あのキンプリでさえ安泰ではない事実には震えるが、この厳しい競争が、ジャニーズ事務所を支えているのかもしれない。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2022/08/20 13:00
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