トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 湘南乃風メンバー“TKO木本直後”の不運

湘南乃風SHOCK EYE、金銭トラブルで警察沙汰 “TKO木本直後”の不運すぎるタイミング

湘南乃風・SHOCK EYE、金銭トラブルで警察沙汰  TKO木本直後のアンラッキーすぎるタイミングの画像1
湘南乃風(オフィシャルサイトより)

「おいしいパスタ作ったお前 家庭的な女がタイプの俺 一目惚れ」、「大貧民 負けてマジ切れ それ見て笑って楽しいねって」の歌詞で知られる人気レゲエグループ・湘南乃風のSHOCK EYEが、とある“金銭トラブル”に巻き込まれたと「週刊新潮」2022年8月11・18日号(新潮社)が報じた。

 記事によると、SHOCK EYEは家族ぐるみで付き合いがあった男性に、1千万円の資金で事業を進めたいと持ちかけたという。男性はSHOCK EYEから年10%の金利で借り入れる形で1千万円を預かり、パラオの銀行買収とタイの医療大麻の栽培事業を提案。最初は銀行買収で話を進める予定だったが、SHOCK EYEの意向で医療大麻に切り替えたそうだ。

 しかしその後、SHOCK EYEは男性に事業の取りやめと1千万円の返済を求めてきたという。男性が返金できなかったことを受け、SHOCK EYEは民事訴訟を起こし、裁判所は男性に対し1千万円の一括返済の判決を下した。ところが、返金できずにいた男性に対し、SHOCK EYEは男性宅のインターホンを1時間近く鳴らし続けるなどした結果、男性が110番通報するに至った、ということだ。

「記事では、SHOCK EYEが1千万円の返済を求めた結果、警察沙汰になったといった雰囲気になっていますが、むしろ被害者はSHOCK EYEのほうではと思います。ちょっと怪しげな投資話にSHOCK EYEがうかつに乗ってしまったという形でしょうけど、TKO木本武宏の“7億円超の巨額投資トラブル”騒動直後のタイミングで報じられたので余計に世間からの印象が悪いことは否めません。
 ですが、そもそも裁判で1千万円の一括返済という判決が下っているのだから、返金しない男性のほうがいけません。インターホンを鳴らし続けるのはどうかと思いますが、SHOCK EYEが不法な行為に及んだわけではないですから」(投資ジャーナリスト)

「新潮」の記事では、男性側の言い分だけが紹介された形になっている。

「新潮の記事の書き方は結構、意地悪ですよね。たしかに、有名人が怪しげな投資話に乗ること自体がヤバいというのはわかりますが、SHOCK EYEからしたらとんだ風評被害では。むしろ、怪しい事業にどっぷり浸かる前に返金を求めたSHOCK EYEの嗅覚は間違っておらず、賢かったと言える。ドツボにハマる前に回避できたのは、不幸中の幸いですよね」(同)

 SHOCK EYEといえば、人気占い師・ゲッターズ飯田に「いままで占ってきた数万人の中で、1、2を争う運の強さを持つ」と評され、「歩くパワースポット」とまで呼ばれるように。巷では、“SHOCK EYEの写真を待ち受けにすると運気がアップする”という都市伝説さえ生まれていた。

 今回ばかりはアンラッキーに見舞われてしまったSHOCK EYEだが、SNSでは報道後も相変わらず、穏やかな日常を公開している。

「ここ数年の湘南乃風は、コロナ禍の影響もあり、バリバリ活躍している感じでは決してないものの、ソロでの活動も多く、緩やかなペースで活動しています。今回のSHOCK EYEの報道が、今後の活動へ影響するのではと心配にもなってきますが、グループ公式やSHOCK EYEのSNSでは報道に言及はしていませんし、投稿を見ている限りでは、変わらずこれまで通り活動しますといった雰囲気。特にファンが騒いでいるような様子もないし、音楽活動への影響は微風でしょう」(音楽事務所関係者)

 とはいえ、SHOCK EYEの立場に立ってみれば、1千万円を返してもらえていないばかりか、不本意な形で報じられて、自慢の「運のよさ」にもミソがついてしまったことに。昨今の芸能界のゴシップを見るにつけ、甘い投資話には簡単に乗ってはいけないことを痛感するよりほかない。

 

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2022/08/22 07:00
ページ上部へ戻る

配給映画