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佳子さま、過去5回の“お噂”と新たなお相手・学習院同窓のエリート歯科医

安倍元首相、退任直後の高尾山登山と“ある男”

 安倍が体調不良で首相を辞任し、失意のどん底にいた頃、東京の高尾山にのぼり、捲土重来を期していたことを知る者はそう多くない。

 2012年4月30日、妻の昭恵や支援者たちと高尾山に集い、山を登り始める中に、黒いシャツの男性がいたという。この人物は自民党員でもあり統一教会と密接にかかわる団体の幹部だったと、文春はいうのである。

 さらに、安倍のいる山口県下関市は、当時21歳の文鮮明が早大留学のために船で来て、初めて足を踏み入れた地で、教団にとっては聖地である。

 毎年4月1日には、記念行事も開催されているという。かつては教団の下関教会は、安倍事務所から200mのところにあって、父・晋太郎の時代から仕えた筆頭秘書が教団担当で、信者たちも事務所に出入りしていたそうだ。

 その後も、安倍の首相復帰を支えていた中にも教団の人間がいたという。

 先に触れた高尾山に上った人物、小林幸司とは、戦略研を立ち上げたそうである。

 そうした蜜月の関係は最近まで続いていた。山口県連幹部がこう証言している。

「下関家庭教会は選挙を支援する政治家リストを作っており、北村経夫参議院議員のほか、安倍さんの名前も記されていた。昨年十月の衆院選で、安倍さんは地元で第一声を上げましたが、その場にも下関家庭教会の信者が姿を見せていました。第一次政権前と違って、安倍さんと統一教会側が直接結びついた印象です」

 安倍は、統一教会の真の姿を知らないはずはない。だがリアリストの安倍は、選挙に利用できると考えたのだろう。それが命取りになることまでは考えが及ばなかったのだと思う。

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