産経新聞、安倍元首相追悼のクラファンに4000万円「ただの広告枠」と批判も
2022/08/17 11:00
#安倍晋三
「ただの広告枠」と疑問視する人も
SNSなどでは「国葬にかこつけて、単に広告枠を一般読者に売ってるようにしか見えない」「大手新聞社が故人の名前を使ってお金儲けしてるとしたら大問題では」「追悼のためにクラファン使うなんて、ちょっとなあ……」といった否定的なコメントが相次いだ。
さらに「国葬の費用も税金でなくクラファンで集めればいいのに」といった声もあり、先述の「肯定派」を交えて賛否両論が巻き起こっているようだ。
安倍元首相が生前に北朝鮮による拉致問題の解決に尽力していたことから、同社はクラファンの募集ページで「本企画の収益の一部を北朝鮮による拉致被害者家族連絡会に寄付いたします」としているが、それ以外の支援金の使い道は言及されていない。
もし残りはすべて産経新聞の「収益」になるとしたら、ネット上で「ただの広告枠なのでは」という疑問が色濃くなっていきそうだ。
安倍元首相の国葬は、9月27日に東京・日本武道館で執り行われる予定。国葬自体も賛否を呼んでいるが、同日の産経新聞朝刊の「特別紙面」も再び物議を醸す可能性がありそうだ。
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最終更新:2022/08/17 11:00
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