宮迫博之、約4年ぶり地上波復帰にやっぱり逆風…なぜ許されない?
#宮迫博之 #千葉テレビ
2023年3月に千葉テレビにて、ボディメイクコンテスト「美バ−1グランプリ」シーズン2が放送される。このコンテストの総合司会は元雨上がり決死隊の宮迫博之さん。およそ4年ぶりの地上波復帰ということになる。
このニュースを受けて、世間はやはり批判の声が多く宮迫さんにとってはまだまだ逆風が強い中の発表となってしまった。
今回は宮迫さんは何故まだ逆風が多いのか、それと地上波復帰について元芸人として見ていきたい。
あの闇営業問題から3年以上の月日が経ち、民放局へ出演する機会も無く、その分YouTubeで動画配信を頑張っている宮迫さん。正直十分すぎるほどの批判を受けていると思われるが、なぜここまで許されないのか。
それは宮迫さんの”芸風”が大きな理由だろう。
元々、雨上がり決死隊のボケという位置付けだったが、いつからかボケでは無くツッコミ側の立ち回りをするようになっていき、闇営業が起こる直前辺りはほぼボケることはなく、MCとしてツッコミ、そして場を回すという立場になっていた。宮迫さんに限らずMCというのは少なからず、偉そうに見えてしまうものである。逆を言うと偉そうに見えても良いMCがいる。それは視聴者自身がそのMCを、“ほかの出演者より上”だと自覚している場合だ。
例えば、さんまさんやタモリさん、たけしさん所ジョージさん、少し下世代だとダウンタウンさんなどがそれにあたる。この人たちはほとんどの場合、ほかの出演者より芸歴や立ち位置が上なので、偉そうというより偉いので、偉そう見えることに違和感はない。だから問題が無いのだ。
ではその下に位置するMC陣、宮迫さんやくりぃむしちゅーの上田さん、ネプチューンの名倉さん、少し下だとバナナマンの設楽さんなどの場合、一歩間違うと偉そうに見えてマイナスになってしまう……。だがしかし、宮迫さん以外のMC陣はあまり偉そうに見られない。
まずネプチューンの名倉さんの場合、横に堀内健さんというボケの化け物がいて、名倉さんを振り回しめちゃくちゃにする。そのお陰で名倉さんの可愛らしい部分が見えて偉そうには見えない。
続いて上田さんと設楽さん、このお二人はとても似ていて、元々ボケ要素が強い。なので、自分から笑いを起こすことによりバカにされる隙を作り、立ち位置を微妙に下げることが出来る。さらに相方の有田さんや日村さんはツッコミやフリが出来るので、上田さんや設楽さんを追い詰めることができる。お笑い的に追いつめられると、先ほど出来た隙をさらに広げることができ、そうなると可愛らしいポンコツに見せることができるのだ。
つまり名倉さん同様このお二人も、可愛らしく見えるので偉そうには見えないということになる。
では宮迫さんの場合はどうなのか?
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