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ジャニーズ×Twitterトレンド速報

キンプリの世界進出に現実味!? 新曲MVに海外から反応「びっしり」

キンプリの世界進出に現実味!? 新曲MVに海外から反応「びっしり」の画像1
「TraceTrace」King & Prince 公式YouTubeチャンネルより

 King & Princeの新曲「TraceTrace」のミュージックビデオ(以下、MV)が8月11日にYouTubeで解禁となり、公開からわずか11時間で100万回再生を突破。さらにTwitterで称賛の声が相次ぎ、ハッシュタグ「#TraceTrace」がトレンド1位を獲得した。

 9月14日にリリースするニューシングルのタイトル曲「TraceTrace」は、永瀬廉主演の7月期日曜ドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)の主題歌。未来に何を残せるのかを悩みながら、現在(いま)を積み重ねて僕らの歴史を刻んでいこうというメッセージを込めたミディアムポップな楽曲となっている。

 MVは幻想的な映像美と、メンバーのしなやかなダンスが印象的だが、ネット上では「歌もダンスもビジュアルも三拍子揃ってる!」「キンプリでは今までなかった新しいテイストのMVで、めっちゃ好き」「ダンスもうまいし、ビジュアルが限界突破してる」「歌声は気持ちを揺さぶるし、ダンスは滑らかな動きや細かい手の動きが、とにかく最高」「キンプリって前回の『ichiban』といい、今回の『TraceTrace』といい、 幅広いジャンルの曲やダンスやってくれるから好き」などと絶賛の声が続出。

 また、YouTubeのコメント欄に、世界中の言語による書き込みが並んでいることから、「アジア圏飛び越えて、世界中からコメント来てる。すごいよキンプリちゃん」「外国人のファンからのコメントがびっしり! 明らかに前より増えてる」「ワールドツアーやって!っていうコメントもあるし、着実に世界進出に近づいていってるね」との声も。

 なお、「TraceTrace」の振り付けは、ノルウェーのダンスグループ・Quick Style(クイックスタイル)が担当。BTSのほか、藤井風やBE:FIRSTなども手掛ける売れっ子振付師集団だ。

「キンプリのダンススキルの高さは、ファンのみならず業界でも知られるところ。6月にリリースされたアルバムのリード曲『ichiban』を振り付けた世界的コレオグラファー・RIEHATAも、キンプリのダンスを『彼らがJ-Pop“アイドル”でありながらここまでドープに踊るなんて、もしかするとあなたは(私も?笑)まだ信じられないかもしれないけど』と自身のInstagramで絶賛していました。ジャニーズといえば、SMAPや嵐はダンスのクセが強かったり、メンバーによってスキルにバラつきもあったりと、お世辞にも“ダンスがうまいグループ”とは言い難かった。しかし、最近はキンプリ、Snow Man、そしてアメリカにダンス留学中のTravis Japanなど、世界にも通用しそうなスキルを持つグループが徐々に増えてきましたね」(エンタメ誌ライター)

 「キンプリのダンスはすごい」という認識がじわじわと広がりつつあるが、一方でアーティストのダンスクリエイティブ全般に関しては、心配な部分もあるようだ。

「BTSの『IDOL』や『Boy With Luv』などの振り付けにも関わったRIEHATAもそうであったように、今の振付師業界は『BTSの振り付けをすれば、だいたい売れる』という流れができています。要は、みんなBTSに“右に倣え”なんですよね(笑)。日本は特にその傾向が強く、芸能事務所から『K-POPとかを振り付けてる流行りのコレオグラファーにお願いしたい』と、ざっくりとしたオーダーが出ることもありますよ。でも本当は、自分たちで才能のある振付師を発掘するのも、事務所やレコード会社の重要な仕事。それこそ韓国の音楽事務所なんかは、YouTubeやTikTokを利用して、まだ世に出ていない若い振付師を発掘したりもしている。そのあたりのクリエイティビティが、韓国に比べて日本は一歩遅れている印象です」(レコード会社関係者)

 デビュー当初から「世界進出」を掲げてきたキンプリ。それが現実味を帯びてきた今、改めて周辺スタッフには高度なクリエイティビティが求められそうだ。

鈴木紬(エンタメ系ライター)

元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。

すずきつむぎ

最終更新:2022/08/13 20:00
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