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「乃木中」「そこさく」「ひなあい」“坂道ゴールデンタイム”レビュー #9

齊藤京子のための“トイレ詰まり解消法”動画が2分以上も流れる『ひなあい』の珍事

『そこさく』櫻坂2ndシングル『BAN』裏エピソードに垣間見た“プロ意識”

『そこ曲がったら、櫻坂?』では「アルバム発売記念!櫻坂46MVを振り返ろう!前半」がオンエア。8月3日に1stアルバム『As you know?』がリリースされたことを受けて、これまでのMVをメンバーからの裏話とともに振り返っていこうという企画だ。日向坂46ではシリーズ化しているMVの振り返り企画だが、櫻坂46では初めて行われるということで、メンバーの口からどんなエピソードが出てくるのだろうか。

 まずは1stシングル『Nobody’s fault』から振り返っていった。1stシングルがリリースされたのは約1年半前ということもあって、メンバーもどこか幼くて初々しい。中でも印象的だったのは『Nobody’s fault』での土生瑞穂の「森田が振り返るラストは欅坂46としての過去を心に納めて私たちも次の坂に向かって進まなければならない、そんな決心が込められた私たちにとって大切で心にくるシーン」というコメント。いつもおバカなコメントばかり残している土生が真面目にコメントしているあたりが、この楽曲にかける思いの強さを感じた。

 また、田村保乃は「Nobody’s fault」MV撮影時の裏話として、機材トラブルで振付師のTAKAHIROが大熱唱をしたというエピソードを紹介。TAKAHIROの歌声がツボにはまってしまう菅井友香の表情に思わず釣られそうになった。個人的に共感したのは、澤部佑がお気に入りとして挙げた『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』のMV終盤の藤吉夏鈴の笑顔ともいえない絶妙な表情だ。このMVには糸を使ったパフォーマンスや花びらが舞うシーンなどさまざまな見どころがあるなかで、最後の藤吉のキメの笑顔がとてもいい。

 続いて振り返ったのは2ndシングル『BAN』。『BAN』の水の上で踊るダンスシーンでは、小林由依のヒールの底が取れてしまうというハプニングがあったようなのだが、実際のMVで壊れたままのヒールで踊りきっていたのには驚いた。『BAN』の収録曲は真冬の2月に撮影が行われたようで、『偶然の答え』では撮影の裏で寒さに凍えるメンバーの姿も。あまりの寒さに小池美波が「撮影ってなると風吹いてくるねんな」とキレのある愚痴をこぼしていたのが特に記憶に残った。それでも最後まで表情ひとつ変えずにしっかりと踊りきるメンバーの根性というか、プロ意識の高さを感じた。

 メンバーからもお墨付きだったのが『偶然の答え』での武元唯衣の表情。感情の込もった藤吉に感化されたようで、武元は今でも泣いてしまいそうと思いを語っていた。それだけみんなの思いが一つになったということなのだろう。

 次回は3rdシングル『流れ弾』以降のシングルが紹介されるということで、どんな初出エピソードが出てくるのか楽しみだ。

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