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みやぞんは『有吉ゼミ』で別荘をガチ購入するのか? 数千万円自腹でも問題ナシの事情

みやぞんは『有吉ゼミ』で別荘をガチ購入するのか? 数千万円自腹でも問題ナシな事情の画像1
『有吉ゼミ』日本テレビ公式Twitter(@ariyoshiseminar)より

 お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で続けてきた“別荘探し企画”が、いよいよ佳境を迎えている。みやぞんが別荘探しを始めたのは2020年11月。あまりにも企画を引っ張り過ぎて、視聴者から「本当に買う気があるのか?」という疑問の声まで上がっていたが、先日の放送では「残り2回」と告知され、熱海・伊東エリアへGO。購入へのカウントダウンが始まった。

「この企画は、家を探している芸能人に坂上忍が密着する『坂上不動産』という人気コーナーで、これまで元力士の把瑠都、勝俣州和、的場浩司、TAKE2の東貴博、丸山桂里奈などが出演してきました。中には“本気度”が疑われる出演者もいましたが、丸山のように一発で即決した人もいます。

みやぞんは“母親孝行のため”と言い続けてきましたし、足掛け2年近くも家探しを続け、何軒もの候補をキープしているので、流石に買わないわけにはいかないでしょう」(テレビ情報誌記者)

 ただ、みやぞんがこれまで見てきた物件は、いずれも数千万円するものばかり。いくら売れっ子だとはいえ、自分の冠番組でもない番組の1コーナーにこんな大金を投じても大丈夫なのか?

「まず、成功して得たお金を母親のために使えば、好感度UPは間違いなし。“別荘を持っている芸能人”ということで、アウトドアやレジャーなどの仕事も来るでしょうし、別荘を買った地域の名産品のPR、親善大使などのオファーが舞い込むこともある。セカンドハウスを持てば、マネー系媒体からの取材もあるでしょう。

これだけ企画を引っ張って別荘を購入すれば、番組は今後もフォローするでしょうし、テレビで紹介されるので、不動産屋に変な物件を掴まされるリスクも低い。別荘を持つことでトークのネタもできますし、あっという間に元は取れますよ」(芸能関係者)

 オイシいのはみやぞんだけではない。番組制作側としても、物件探し企画はオイシい企画だという。

「『坂上不動産』のようなコーナーは、家探しという名目を借りた物件紹介。とりわけタワマンや大規模開発の分譲地が紹介されたら、大手不動産会社とガッチリ組んでいると見て間違いありません。『PON!』や『スッキリ』(日本テレビ系)、『王様のブランチ』や『ラヴィット!』(TBS系)にも物件探し企画がありますが、家探し企画は制作費が安い上に尺(放送時間)が稼げて、視聴者の関心も高いので良いことづくし。多用されるのも納得です。

 もうひとつ、バラエティ番組のトレンドとして“大金を使う”ことがエンタメ化していることも挙げられます。『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の『ゴチバトル』や、『みなさまのおかげでした』(フジテレビ系)でやっていた『男気ジャンケン』『買い物シリーズ』など、芸能人がガチで大金を払う企画はどれも視聴率が伸びるんですね。『有吉ゼミ』はもう、みやぞんの次の出演者の目星を付けているはずです」(バラエティ番組制作関係者)

 果たしてみやぞんは、いくらの物件を買うのか。

木村之男(芸能記者、TVウォッチャー)

1972年生まれ、東京都出身。大学時代にライターとして活動し始め、出版社~編集プロダクションを経てフリーに。芸能・カルチャー・テレビ・広告業界などに精通する。趣味はテレビに映った場所を探し出して、そこに行くこと。

きむら

最終更新:2022/08/12 19:00
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