K-POPに “怪物”誕生!HYBE系ガールズグループNew Jeans 、発売初日で26万枚売り上げる衝撃
#K-POP
K-POP業界に新たな“怪物”が登場する気配だ。HYBE傘下の音楽レーベル・ADORに所属する新人ガールズグループ・New Jeansは、デビューアルバムリリースからわずか1日で26万2815枚という売上を達成した。
これは、2019年以降に登場したアイドルグループのデビューアルバムの発売1日目の販売枚数としては最多。また、歴代K-POPガールズグループのなかで、1日目の販売枚数が20万枚を超えたのは初となる。アルバムに収録された 「Attention」と「Hype Boy」は、Spotifyの韓国国内デイリートップソングチャートで7日連続1、2位にも輝いている。
New Jeansが話題を集める理由のひとつに、ADORの代表理事であるミン・フィジン氏の存在がある。ミン氏はもともと、SMエンターテインメントに所属していたアートディレクターで、これまで少女時代、SHINee、f(x)、EXO、Red Velvet、NCTなど人気アイドルグループのコンセプトメイキングを牽引。ビジュアルディレクターとして実績を積み、同社のアートディレクター総括理事として活躍してきた。
その後、目まぐるしい忙しさによる“燃え尽き”をきっかけにSMを退社。復帰に際して多くの会社から引き合いがあったが、最終的にHYBE(当時、Big Hit Entertainment)に合流しチーフブランディングオフィサーに就任している。韓国4大エンターテインメント企業のなかで女性としては唯一、年俸5億ウォン(約5000万円)を超えたことも社会的に大きな話題となった。
そして2021年11月12日に、ミン氏が統括するADOR が設立される。そしてNew Jeansは、ADORからデビューする初のガールズグループとなる。
New Jeansのメンバーは、ミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの5人。もともとミン氏は、HYBE傘下の他レーベル・SOURCE MUSICと合同で、2019年10月から世界7か国、16都市でオーディションを行った。応募数は約5万人。そこで選抜されたメンバーたちが2020年から練習生となり、2021年にSOURCE MUSICからデビューする予定だった。ただコロナ禍の影響で延期されたため、ADORに現メンバーたちが移籍しデビューすることになった。
New Jeansには、リーダー、ボーカル、ラッパー、ダンサーなど、決められたポジションがないのが特徴だ。人気ガールズグループ・Black Pinkもリーダーがいないことで有名だが、パフォーマンスにもポジションがないグループというのは韓国では初となるという。
なお、New Jeansのメンバーは全員、韓国語と英語を話すことができる。ハニはベトナム出身、ダニエルはオーストラリアと韓国の二重国籍となっている。年齢は14歳から18歳だ。余談だが、ミンジとハニは事務所の先輩であるBTSの『Permission to Dance』のMVにも登場したことがある。ファンダムの名称はまだ決定していない。
韓国業界トップの女性ブランディングオフィサーが世に送り出したNew Jeans。そのスタートダッシュは大成功となったが、今後どのような成長を遂げていくのかとても楽しみだ。
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