トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > お笑い  > 高田ぽるこの狂気とのびしろ

狩野英孝ほか大先輩たちが感じ取る高田ぽるこの狂気とのびしろ

狩野英孝ほか大先輩たちが感じ取る高田ぽるこの狂気とのびしろの画像1

「ぽる子、もっと、いっぱい、できる。」

 これは高田ぽる子さん本人が7月30日に、自身のツイッターに投稿した一文だ。

 皆様は、高田ぽる子という女性ピン芸人をご存じだろうか。日本一のピン芸人を決める大会「R-1グランプリ2021」の決勝に進出し4位をマークした芸人だ。芸歴たった2年で決勝に進出し、現在芸歴3年目の23歳。ネタの世界観が確立しており、可愛くカッコよく面白い。1年目から自分の芸風を見出し貫き続けるその姿は、戦闘機のようでもある。

 ライブへでの活動力も高く、新ネタを作っては次々ライブで披露していき、ワンコそばかと思われるかのようなテンポでネタを量産している。そんな高田ぽる子さんの単独ライブが7月30日に開催された。題して「ぽる子ののびしろ2」――自主ライブは今回で2回目の開催となる。

狩野英孝ほか大先輩たちが感じ取る高田ぽるこの狂気とのびしろの画像2

 このライブはゲストにネタを作ってもらい、それを演じていくというもの。ゲストは狩野英孝(ネタ提供、映像出演)、ルシファー吉岡(ネタ提供、トーク出演)、かが屋(ネタ提供、ネタ出演、トーク出演)、パーパーほしのディスコ(ネタ提供)、やす子(映像出演)、竹内ズがまの助(ネタ提供、ネタ出演、トーク出演)、めろんぱん稲倉(ネタ出演、トーク出演)、とテレビやライブシーンで活躍する面々がそろっていた。

 普段の高田ぽる子とは全く違う表現がそこにはあり、彼女の可能性の高さを見せつけてくれた。

 ゲストとのトーク時間もおもしろくて、高田ぽる子さんがライブそのものを回している姿がなかなか貴重なもの。独自のペースと弄り方をするMC力も見ごたえあり、あたらなる魅力が感じられた。まさに、ライブのタイトルの「ぽる子ののびしろ」のびしろを感じながら、現状の表現力も十分に楽しんでみる事ができたのだ。

狩野英孝ほか大先輩たちが感じ取る高田ぽるこの狂気とのびしろの画像3

 1本目のネタは、かが屋+高田ぽる子。ネタの作成者は賀屋壮也さん、本屋で手と手が触れ合うまで張っている女。その人が選ぶ本の種類で将来の職業が分かるので、ぽる子さんは医者の卵が来そうな本棚でしばらく待機しているという。スタンダードな設定で始まり、医者の卵と手が触れ合うタイミングを探す。高田ぽる子の狂気性を浮き彫りにした。

 2本目のネタは、竹内ズがまの助さんが作成件プレイヤー。営業先に来たR-1グランプリファイナリストの高田ぽる子に興奮するお客さん演じるがまの助。こちらも高田ぽる子の異常なキャラクターを誇張し、思わぬやす子さんの映像出演がさらなる怖さを演出していた。

狩野英孝ほか大先輩たちが感じ取る高田ぽるこの狂気とのびしろの画像4

 3本目のネタは、狩野英孝さんが作ったネタ。学校の先生が、ヨーロッパ貴族のようないで立ちのようなキャラクターというもの。狩野英孝さん本人がやってもよさそうな強烈なキャラクターだった。

 4本目は、ほしのディスコさんの作ったネタ。急遽、ライブに出演できなくなったために事務所の後輩である、めろんぱん、稲倉さんが代演をされた。公園で路上ライブをして、お金を一方的にせびるというカツアゲにも近いキャラクターを高田ぽる子さんが演じた。

12
ページ上部へ戻る

配給映画