『モンスターズ・インク』は『トトロ』『ドラえもん』日本作品のオマージュだらけ!
#金曜ロードショー #しばりやトーマス #金ロー
サリーは『となりのトトロ』に似ている!?
日本でバカ受けした理由は、ディズニー、ピクサー作品でありながら日本のアニメ作品を彷彿とさせる雰囲気があるからではないだろうか。
けむくじゃらのモンスター、サリーのデザインは『となりのトトロ』のトトロに似ていると言われ続けており、実際に製作総指揮のジョン・ラセターは宮崎駿と1980年代から交友があり、本作のデザインにも影響を受けたのではといわれている。
2002年には作品の背景に迫るアートブック『ジ・アート・オブ・モンスターズ・インク』が発売され、責任編集はスタジオジブリが担当、宮崎駿がコメントを寄せていた。そして2021年にはスタジオジブリのTwitter公式アカウントにサリーとマイクがトトロと一緒に並んでいるイラストが発表された!
— スタジオジブリ STUDIO GHIBLI@JP_GHIBLI) May 13, 2021
このことからピクサーとジブリの間で、なんらかのコラボレーションが行われるのではといわれており以降、何の音沙汰もないが『金ロー』で発表されないかなあ。
モンスターワールドから子供の部屋に通じる扉は、ドアの部分だけが置かれている。なんだか『ドラえもん』のどこでもドアみたいで、クライマックスはサリーたちがドアからドアへ移動しながら、追いかけっこを繰り返す。モンスターが子供を怖がらせてエネルギーにしているというアイデアもどことなく、藤子不二雄のSF漫画みたいで、日本の漫画、アニメ作品のいいところを拝借してうまくアレンジしていると言えなくもない。
ピクサー人気を不動にした背景には、日本人にとってお馴染みのイメージやオマージュがあったからといっていい。『モンスターズ・インク』が無けりゃ「やっぱりアニメはジブリだよ! ピクサーなんか大したことないぜ!」って言われてたかも?
これを来週からのスタジオジブリ特集直前に放送する、日テレの意図はもう明らかですね。
今や世界のアニメの頂点はディズニー、ピクサーという認識だけど日本のアニメ作品もオマージュされるぐらいいいもの持ってるのだから、負けじと挑戦して欲しいね。
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