トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 有名サービスエリア飯ジャッジ

海老名SAのえびえび焼き「最高に美味しかった」有名サービスエリア飯ジャッジ!

渾身の焼きそばがまさかの…

 最後の舞台は、眺望の良さなどから、東名・新東名の好きなサービスエリアランキング1位になるほど人気が高い駿河湾沼津SA。

 1品目は ホットサンドベーコンチーズで、酪農から製造までを一貫して行う牧場の直営店・みるく舎。こだわり牛乳をたっぷりつかったパンを、伝統製法の飯盒でじっくり焼き上げる。野菜や卵、4か月熟成ラクレットチーズソース、ベーコンがサンドされたボリューミーなメニューだ。

 こちらは、満場一致のパーフェクト合格。開発者からは涙がこぼれ、社長は「すぐ帰って牛に報告します」と歓喜した。

 次は、静岡を代表するご当地グルメおでんを販売する天神屋の、しぞ~かおでん3品。

 大根、いわしのすり身、もつ串のセットだが、大根に味をしみ込ませる工程が逆に大根の旨味を失わせてしまっているという声もあったが、6名合格!

 続いても同じ天神屋から、たぬきむすび。冷める前提で計算して炊いたお米に、醤油で濃いめに味を付けたネギとイカの風味の入った天かすが混ざっている。

 シンプルで美味しいと好評で、こちらも同じく、合格が6名となった。

 最後は富士市に本店を構える鶏膳が生み出した富士山やきそばで、青く染めている塩だれ麺のインパクトが強烈。イワシの削り粉で富士山の麓、マヨネーズで雪、紅生姜で太陽に見立てている。

 お皿が運ばれてきた料理人たちは、困惑しており、一口食べて蓋を閉める審査員もいた。辺りに緊張が走るなか、全員が不合格の結果になってしまった。

 SAの新たな名物にしたいと開発しただけあって、店側はショックを隠せず、チャレンジ心は褒めるも、やはり改良が必要だと、的確なアドバイスが飛び交った。

 やはり日本最大級の海老名SAは強かった……。しかし、サービスエリアというものは、運転の休憩だけに立ち寄るのではなく、わざわざ寄る価値がありそうだ!

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2022/08/05 10:52
12
ページ上部へ戻る

配給映画