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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > ミュージ郎の話できる人、いませんか?
みやーんZZ「RadioEdit」#77

星野源、PC-98ほか昔パソコンを熱く語る「ミュージ郎の話できる人、いませんか?」

星野源があの頃、無限の可能性を感じていたPCゲームたち

 大人になってから、AppleのMacを購入し、仕事でずっと使っていたためある程度Macに対する欲求は満たされたので、今現在もっともほしいパソコンはNECのPC-9821シリーズだったとのこと。

「小学校とかの時に夢中になって。でも諦めて、自分の心に蓋をしたわけです。手が届かないから、もう『ほしい』とは思わないみたいな。でも今、それが中古やオークションで売られていて。その時にやりたかったゲームソフト……『プリンス・オブ・ペルシャ』『イースI・II 』『ウィザードリィ』『DOOM』『ポリスノーツ』『スナッチャー』とか。あの頃、無限の可能性を感じていたものを今、やってみたらどうなるんだろう?って思って」と熱く語る星野さん。

 さらには、当時のゲームを現在のPC環境に移植したものを遊ぶのではなく、当時の実機で体験したいとも話します。

「僕が買いたいのは『自分がいる空間も含めた体験』なんですよ。僕があの頃、『ほしいな』って思ってた、その時間も含めた買い物なんですよ。だから、その現物の物があった方がやっぱりよくて。フロッピーディスクを読み込む音とかが聞きたいんです。 あとWindowsじゃなくて、できればMS-DOSのものがほしくて。5インチフロッピーディスクだと、なんか読み込みがあったりとか、あとはカビてるものとかがあるから、ちょっと大変そうなので。だから3.5インチの方かな、なんて思ったり。やっぱりあの時の画面がつく感じとか、ハードディスクのカリカリした音とか。そういうのも含めて体験できたらいいな、なんて思っていて……」

 そんな星野さんのパソコントークに触発されて、リスナーからも多くのメールが届きます。

「『君の名は。』にシャープX68000を登場させた新海誠監督をラジオのゲストとして呼び、X68000トークをしてはどうか?」という案が出たり、メールを読みながら当時のDTMソフト「ミュージ郎」を思い出した星野さんが「ミュージ郎の話、誰かできる人、いませんか?」と呼びかけ、それに対するレスポンスメールが届いたりと、大いに盛り上がった放送になりました。

 星野さんはMac・Apple製品の大ファンという印象があったので、ここまでPC-98など昔のパソコンに対する熱い、トークが聞けたのはなんだか意外でした。昔、家電量販店のパソコンコーナーで、全く手の届かない高額なパソコンを眺めていたということを僕もしていたので、個人的にもめっちゃ共感できるトークでした!

みやーんzz(ラジオ書き起こしサイト運営者)

2011年頃から趣味でラジオの書き起こしをスタート。記事は自身のサイト「miyearnZZ Labo」にて随時更新中。

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最終更新:2022/08/04 11:00
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