星野源、PC-98ほか昔パソコンを熱く語る「ミュージ郎の話できる人、いませんか?」
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こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第77回目。今回は2022年7月26日放送のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』で星野源さんが子供の頃にほしかった、パソコンについて話していた部分です。
テレビでバカリズムさんが子供の頃にほしかった漫画や雑誌、おもちゃなどを大人になった今、買い集めているのを見て「その趣味、素敵だな。楽しそう」と感じた星野さん。
「自分にとって、子供の時にほしかったものって何だろう?」と考えたところ、「俺の場合はパソコンだわ」と気づいたと話します。
子供の頃、親の友人のデザイナーの方の家にしばしば遊びに行き、そこにあったMacintoshを見て「かっこいい! ほしい!」と思ったという星野さん。そこでいつもMacintoshを見て「いいなー!」と言っていたところ、その方からもう読まなくなったMacintoshの雑誌をもらい、それを何度も読み返し、ショップの広告などを見ながら自分の理想のシステム構成の見積もりを出したりしていたんだそう。
そしていつしか、家電量販店に行った際に、パソコンコーナーを覗くのが習慣化していったという星野さん。地元・川口のラオックスに通い、Macintoshだけではなく、NECのPC-98シリーズやシャープのX68000、富士通のFM TOWNSなど、当時のパソコンを見ていたそうです。
「富士通のFM TOWNS。世界初のCD-ROM搭載ドライブ搭載。俺、口が開いてふさがらなかったんですから。CD-ROMドライブのパソコンがあるのを見て『なんじゃ、こりゃーっ! えっ、何? 音楽とか聞けるの? なんか、作れるの? すげえ!』みたいになって……」
「友達の家に遊びに行くと、そのお兄ちゃんとかがシャープのX68000を持っていて。当時、ファミコンはありましたけど、画面のきれいなハイスペックなゲームはゲーセンでやるもので。そのゲーセンのアーケードゲームをX68000はほぼ、そのままやれるんですよ。そのお兄ちゃんが、5インチのフロッピーディスクを何枚も読み込んで『信長の野望』とかやっていて。『なんじゃ、こりゃーっ!』って。それで見た映像が、この世でのもので一番きれいなんじゃないかって思うぐらいで」とその頃、パソコンから衝撃をうけたそう。
当時のパソコンは非常に高価で、一式揃えると100万円を超えるものばかり。当然、小学生の星野さんには全く手の届かず、パソコンは手に入れられないものの象徴だったんだそう。
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