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ジャニーズ×Twitterトレンド速報

平野紫耀『かぐや様は告らせたい』、TBSの連ドラ化構想が流れたワケ

平野紫耀『かぐや様は告らせたい』、TBSの連ドラ化構想が流れたワケの画像1
「恋降る月夜に君想ふ」King & Prince 公式YouTubeチャンネルより

 King & Prince(以下、キンプリ)が昨年10月にリリースした8枚目シングル「恋降る月夜に君想ふ」(通称「恋フル」)のミュージックビデオ(以下、MV)が、YouTubeでグループ史上初となる3,000万回再生を突破。Twitterでファンから歓喜のツイートが相次ぎ、ハッシュタグ「#祝恋フル3000万回」がトレンド入りを果たした。

 同MVは昨年9月4日に公開され、約331日間で3,000万回再生を達成。ネット上では「大好きな名曲! これからもたくさんの方に愛されますように」「最近のかっこいいMVもいいけど、改めて『恋フル』見ると、世界観からかわいくて、ほんわかするー!」「バチバチにキメるキンプリもいいけど、キラキラきゅんきゅんさせてくれるキンプリも大好き」「ピンク衣装がかわいくて、月と星の世界が素敵」などと「恋フル」への思いをつづるファンが相次いでいる。

 なお、シングル「恋フル」の初週売上は44.2万枚。キンプリのCD売上トップは、2018年5月にリリースされたデビューシングル「シンデレラガール」(初週57.7万枚)だが、同曲のMVは今月3日現在で約2,370万回再生となっており、「恋フル」はこれを大きく上回っているのだ。

「YouTubeではダンスをメインにしたMVが再生数を伸ばすと言われていますが、『恋フル』は決して激しいダンスナンバーではなく、ジャニーズの王道をいくキラキラアイドルソング。それでもこれだけ再生数を伸ばしたのは、キンプリ最大の武器である“ビジュアルの良さ”が際立つ演出がなされているからかも。『ダンスがなくとも顔で勝つ』といったところでしょうか(笑)。そんなド直球のアイドルソングがハマりやすいキンプリですが、一方で『Magic Touch』や『ichiban』といったダンス曲も高い評価を得ているのですから、本当に武器が多いなと感じます」(エンタメ誌ライター)

 「恋フル」といえば、昨年8月に公開された平野紫耀主演の学園映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』の主題歌に起用。同シリーズは19年9月公開の第1作目が興行収入22.4億円のスマッシュヒットを記録し、これを受けて製作された2作目は「ファイナル」と銘打たれたが、配給会社の東宝や製作幹事を務めたTBSには「シリーズを続けたい」という思惑があったようだ。

「第1作目がヒットしたこともあって、東宝は同シリーズをもっと何本も作りたかったみたいですよ。原作マンガも人気だし、主演の平野と2番手の橋本環奈以外は無名に近い若手俳優で固めているため、ギャラもかからない。さらに撮影期間も半年とかからないため、とにかくコスパがいい。下手なアクション映画をやるより、よっぽど儲かるという話ですよ(笑)。ちなみに、プロデューサーがTBSの人間だということもあって、一時は連ドラ化の構想も浮上していたとか。ただ、ジャニーズサイドが平野の俳優としてのステップも考慮してか、もう“制服モノ”はやらせたくないようで、とりあえずタイトルに『ファイナル』とつけて、“これで完結”ということにしたらしいです」(テレビ局関係者)

 とはいえ、原作マンガが今も連載中であることもあって、3作目を期待するファンも多い模様。主題歌である「恋フル」への反響をきっかけに、「奇跡のファイナル撤回!」なんて展開もあるかも……?

鈴木紬(エンタメ系ライター)

元アイドル誌編集者。宮迫博之の焼肉屋「牛宮城」を誰かにおごってもらう日を夢見る芸能系ライター。芸能人のYouTubeやSNSのパトロールが日課。

すずきつむぎ

最終更新:2022/08/04 07:00
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