おいでやすこが、『徹子の部屋』ムチャぶり漫才の途中で「ルールル♪」フェードアウト
#黒柳徹子 #徹子の部屋 #おいでやすこが
7月26日放送『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演したのは、お笑いユニット「おいでやすこが」のおいでやす小田、こがけんの2人であった。
正直、徹子のムチャぶりに撃沈し、スベったところを笑いにする同番組の芸人出演回は苦手だった。普段は脱線が常の『徹子の部屋』なのに、芸人出演回からは逆に予定調和の印象を抱いていたし、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で後日受けるであろうイジりを期待するマッチポンプな仕組みを感じるのもつらかった。
しかし、おいでやすこがはそれらのルーティンを含みながら、内容で魅せたと思うのだ。
おいでやすこがは日和らなかった
まず、徹子が食いついたのは、おいでやす小田の声の大きさだ。
「小田さんは声が大きい。どのくらい大きいか、ちょっとおっきい声出していただけますか?」(徹子)
改まって「小田さんは声が大きい」と高らかに発表されると、妙に恥ずかしい。徹子は小田の大声を聴きたいようだ。
小田 「(大きい声を出しても)大丈夫ですか?」
徹子 「大丈夫です」
小田 「じゃあ、ちょっと言わせていただいて。おらー!」
徹子 (ビクッ)
自分で出させておきながら、小田の大声にびっくりする徹子。「小田は声が大きい」と紹介したものの、こんなおっきいとは思っていなかったのだろう。
そして、例によって徹子が2人にリクエストした。
「漫才がとても面白いと評判のお2人に、漫才を見せていただきましょう」(徹子)
漫才が始まると、小田がこがけんにツッコむ度に徹子がビクっとしている。自分で振ったのに、大声ツッコミのたびにのけぞり、小声で「すごい……」とつぶやく徹子。あと、おいこがの漫才中の叫びがいつも以上に多かった気がする。徹子に日和っていないのだ。ゲストが芸人でも年齢が40代くらいだと、見え見えのレールに乗ろうとしない。既存の番組ファンも、これなら安心して見ることができる。
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