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ヒカキン、現金1億3000万円を動画予算に投入「YouTuberの限界をぶち破りたい」

「YouTuberの限界をぶち破りたい」と熱い思い

 昨年、ヒカキンはチャンネル登録者数1000万人達成という大きな節目を迎えてから「本当にやりたいこと」について考えたのだという。それを実現させるために1億3000万円が必要だと判明したそうで、この大金を使って数本の動画を撮影するが、8月7日に公開される1本目が「一撃入魂のドでかい企画」になると明かした。

 さらに、ヒカキンは「自分がYouTubeのキャリアを終える時に残高がゼロになってるんじゃないか、そのくらいでもいいので、動画にすべてをかけたいと思って今回思いきってみた」と、莫大な予算を用意した理由を告白。ケタ違いの大金を使ってしかできないエンターテインメントをYouTube動画で実現させることで「YouTuberの限界をぶち破りたい」という思いもあるという。

 これにコメント欄では「自分で貯めたお金なのに視聴者たちのために使ってくれるって最高だしめっちゃいい人」「YouTubeに命をかけてるのがすごい伝わってくる」「みんなの笑顔のためにこんなにお金使うなんて尊敬しかない」といった声が寄せられている。

 今どき、全国ネットのテレビ番組でも1億円以上の予算は考えられない。現行のバラエティ番組で最も高額とされる『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)ですら、週刊誌報道によると「1本あたり3000万円」と伝えられている。それをはるかに上回る予算でYouTube動画が撮影されるというのだから、まさに「YouTuberの限界」を超えるものになりそうだ。

 いったい、どれほどケタ外れの企画となるのか。10年以上にわたってYouTube界のトップに君臨し、かつては低く見られていたYouTuberの地位を向上させてきたヒカキンによって、また新たな地平が切り開かれることになるのかもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/03/30 19:05
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