エルフ荒川、ブチ上げマインドの真髄!「ギャルに性別ない。あと吉本芸人みんなギャル」
#インタビュー #芸人 #ギャル #エルフ荒川
吉本の芸人はまじでみんなギャル
──生まれも育ちもマインドもギャルな荒川さんですが、お笑い芸人にはずっと憧れてたんですか?
荒川:そうですね。中川家さんに憧れて、吉本に入ったんですよ。中川家さんには「ウソつくな」って言われましたけど(笑)。大阪って、他の地方のみなさんが思ってる以上にお笑い番組が多くて、夏休みとか一日中テレビ観てると、中川家さんってほんまにずっと出てたんです。だから当たり前にお茶の間の神みたいな存在で。
あと、吉本入ってから気づいたんですけど、師匠とか先輩方はもちろん若手もみんなまじでギャルなんですよ。だから惹かれたのかもしれないです。
──吉本全員、ギャル説(笑)。
荒川:バイブスがめっちゃ合うんですもん。自分にしっくりくるスタイルを極めた人って、ギャルバイブスが合うんですよね。
私も最初の頃は無理して芸人ぶって、ギャル要素隠してたんです。でもみなさん人生経験豊富だから、小娘の小手先のコミュ力なんてすぐバレるんですよ。それに気づいてからはしょうもない噓はやめて、「自分はこう思います!」ってハッキリ言って、それで判定してもらうようにしました。
──芸人になった当初はギャルじゃなかったんですね。
荒川:はい。「芸人らしくしなくちゃ」っていう思い込みで、最初は自分のギャル要素を抑えてたんです。私がNSC(吉本興業の養成所)に入った7年前の頃は、今よりも「女芸人やのにおしゃれしてダサ……」みたいに、自分が勝手にそう感じてて。
一応、「女芸人やからメイクしたらアカン」とか絶対にイヤだったんで、「絶対にかわいくておもしろい人になる!」っていうのは決めてたんですよ。それは時代に抗おうとかっていうんじゃなくて、自分の純粋な気持ちだったんですね。
なのに、ギャルっぽいしゃべり方とかマインドは、芸人のイメージと合わない気がして隠してましたね。昔は平場でも「なんでやねん!」って無理して芸人っぽくツッコんだりしてたんですよ。でも今は「きゃ~かわいい~!」とか「アゲ~!」とか言えてるんで、めっちゃラクです(笑)。
──生身のギャル、荒川として。
荒川:最初の頃は怖くもあったけど、それしか方法ないですもん。それに、素直になってからのほうが「荒川おもろいな」って言ってもらえてて。私のギャルは吉本があらわにしてくれたんですよね(笑)。
だから、芸人としてだけじゃなくて、ギャルとしても吉本のみなさんのことはリスペクトしてます。吉本ってギャルがめっちゃ生きやすい環境だと思う。ギャルに憧れてるんやったら、みんな吉本入りぃ(笑)!?
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