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東京の名店カップ麺集結!ミシュランガイド掲載&食べログ百名店常連監修の3品+1

“二毛作”店が2週連続カップ麺に! サンヨー食品「つけ麺道監修 濃厚豚骨魚介らーめん」&「道の塩監修 濃厚塩らーめん」

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サンヨー食品「つけ麺道監修 濃厚豚骨魚介らーめん」(2022年7月4日発売)

 続いては、サンヨー食品の「つけ麺道監修 濃厚豚骨魚介らーめん」245円(税別)。東京・亀有にあるつけ麺の超人気店です。ミシュランガイドの掲載こそありませんが、「食べログ百名店」の常連で、確固たる人気を築いています。その人気は前述したミシュラン掲載2店にまったく引けを取りません。

 お店の看板メニューはもちろん「つけ麺」で、「豚骨魚介」のスープが特徴となっています。「豚骨魚介」といえば、「とみ田」を始めとする現在のつけ麺の大潮流ですよね。今回のカップ麺では、そのつけ麺の味をスープありのラーメンの形態で再現しています。

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とろみのついた豚骨主体の甘濃いスープが特徴

とろみの強い豚骨醤油味のスープに、太くて縮れのついた油揚げ麺と、具としてチャーシューチップやネギが合わせられています。具は正直、まったく期待しない方が良いでしょう。かなり少ないです。

 スープは豚骨主体でとろみが強くつけられており、魚介は脇役程度のほのかな味わい。主役は太い豚骨と濃厚な甘みで、同じ「豚骨魚介」でも「とみ田」のガツンとくる魚介や醤油のキレとはまったく別物です。サンドイッチを頼んだつもりがフルーツサンドがきたくらい違います。

 お店のつけ麺のイメージに合わせ、麺はかなり太いものが用いられています。縮れがついていて、スープのとろみと相まって麺とスープに一体感がありました。「豚骨魚介」と聞いてまったく想像しないこの甘みは、後を引いて止まらなくなるかもしれません。

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サンヨー食品「道の塩監修 濃厚塩らーめん」(2022年7月11日発売)

 そしてこちらはサンヨー食品の「道の塩監修 濃厚塩らーめん」245円(税別)。「つけ麺道」と同じ「道」がつくお店「道の塩」の再現商品ですが、「つけ麺 道」の定休日である月曜にのみ同じ店舗で営業する、いわゆる“二毛作”店です。

 さすがに「つけ麺 道」ほどの名声はありませんが、サンヨー食品が「つけ麺 道」に続いて2週連続でカップ麺化するくらいの知名度は余裕である人気店で、メニューは「塩らーめん」と「塩つけ麺」の2枚看板。今回は「塩らーめん」が再現されています。

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豚骨ラーメンのようなとろみの強い白湯スープ

 とろみの強くつけられた白湯スープに、中太でストレート形状の油揚げ麺と、肉そぼろやわかめなどの具が合わせられています。先ほどの「つけ麺 道」の太麺とは異なる麺が用いられており、スープと合うように差別化が図られています。

「塩らーめん」といいつつも、白濁してとろみが強く、まるで豚骨ラーメンのようなスープの見た目。実際食べてみても豚系の旨みが強く感じられ、何も言われないで食べれば豚骨ラーメンだと思ってしまうかもしれません。

 とろみが最大の特徴で、具のわかめの磯風味や、昆布の甘みなどが感じられます。塩ラーメンとしては太めの麺も、これだけとろみがついた濃厚スープなので、しっかりマッチしています。「つけ麺 道」のカップ麺ほどわかりやすい特徴ではないものの、両者とろみが共通していると思いながら食べると面白いのではないでしょうか。

カップ麺をお店に訪れる道筋に

 いずれも劣らぬ名店の味を再現したカップ麺をレビューしましたが、カップ麺をカタログ代わりに食べてみて、実際のお店に訪れるための道筋にするのはいかがでしょうか。鋭い貝だし、スープまるごと鶏、そして強い甘みととろみという、それぞれに大きな特徴があり、お店の良い部分を十分に想像できるカップ麺でした。

オサーン(カップ麺ライター)

カップ麺ブロガー&ライター。ブログで10年以上、5000食以上のカップ麺新商品をレビューしています。@ossern「カップ麺をひたすら食いまくるブログ」

おさーん

最終更新:2023/02/27 21:04
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