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東京の名店カップ麺集結!ミシュランガイド掲載&食べログ百名店常連監修の3品+1

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「二郎インスパイア」、「家系ラーメン」という現代のラーメンの2大潮流に加え、「中華蕎麦とみ田」や「飯田商店」などテレビでおなじみの人気有名店など、名店再現系のカップ麺は毎週、綺羅星の如く新商品が登場しており、ネタが尽きることはありません。

 現代の情報化社会では、ラーメン店の人気を計る指標が数多くあり、最も代表的なものは「ミシュランガイド」と「食べログ」ではないでしょうか。今回は、最近発売された名店再現系カップ麺のうち、「ミシュランガイド」に掲載されたお店や、「食べログ百名店」に選ばれたお店の味を再現したカップ麺をレビューします。

4年連続ミシュラン一つ星獲得店! サンヨー食品「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」

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サンヨー食品「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」(2022年6月20日発売)

 まずは、サンヨー食品の「金色不如帰監修 はまぐりだしの塩そば」245円(税別)。東京・新宿御苑前にある「SOBA HOUSE 金色不如帰」監修の商品です。「金色不如帰」といえば、ミシュランガイドで一つ星を4年連続(2019~2022年)で獲得している超人気店です。

 蛤(はまぐり)を使った貝だしのスープがお店の名物で、塩味が看板メニュー。今回のカップ麺でも「塩そば」の味が再現されています。

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貝だしが鋭い塩味スープ

 貝だしメインの透き通った塩味のスープに、細めの油揚げ麺と、鶏肉そぼろ、メンマ、ネギが合わせられています。スープ表面がキラキラしてきれいで、澄んだスープに白い麺が映えています。

 スープは貝だしのキレが鋭く、やや苦味まで感じるレベル。お店のスープだと、真鯛、かつお、昆布、トリュフなどを用い、さらにはポルチーニ茸やバターを使ったペーストまでのって、かなり複雑な味わいが特徴です。対して今回のスープは、真鯛やトリュフ、昆布の存在は感じられるものの、より貝だしに特化した、ど真ん中に貝がいるスープだと感じました。

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スープ表面はキラキラできれいだが要注意!

 スープ表面には別添の「仕上げの小袋」に入った油脂などの液体によってキラキラ輝いていますが、今回の貝だしの源泉はこの液体にあり、試しに舐めてみたところ、ビックリするほど苦くて思わず「おヨヨヨ」と口から出てしまいました。おそらく生涯で「おヨヨヨ」なんて出てくるのは、後にも先にも今回だけだと思います。

 今回の「仕上げの小袋」は直に舐めないことを強く奨めますし、「しじみチャンス!!」のあの商品もカプセルは噛まずにそのまま飲み込んだほうが良いと思います。人前で「おヨヨヨ」なんて口に出してしまった日には、恥ずかしくて前を向いて歩けなくなりそうです。

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麺は全粒粉入り

 麺はストレートで全粒粉が練り込まれた油揚げ麺。澄んでキラキラしたスープの中で、白い麺が映えています。全粒粉によるものなのか、麺の甘みが強く感じられ、貝だしのほろ苦さと対比でより甘みが強調されていました。貝だしは鋭いですが、麺の甘みは上品です。

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