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筧美和子、“地味ブレイク”秘訣はコスパの良さか「来年はゴールデンのドラマで3番手も…」

筧美和子、地味ブレイク秘訣はコスパの良さか「来年はゴールデンのドラマで3番手も…」の画像1
筧美和子(所属事務所公式サイトより)

 毎年多くの若手俳優がドラマや映画で活躍し、スターダムを駆け上がっていく芸能界。2022年上半期ブレイク俳優ランキング・女性編(オリコン・モニターリサーチ調べ)の総合ランキングでは、1位が福原遥、2位が生見愛瑠(めるる)、3位が池田エライザという結果だった。

 しかし、このランキングには登場しない、ガチの“隠れブレイク俳優”がいる。

「筧美和子ですよ。筧を見ない日はないほどの売れっぷりです」(ドラマ関係者)

 たしかに、筧は、2022年の上半期だけでもザッと『婚活探偵』(BSテレ東)、『精神分析医 氷室想介の事件簿~超高層ビル密室殺人の謎~』(BS-TBS)、『女王の法医学~屍活師~2』(テレビ東京)、『NHK特集ドラマ 混声の森』(NHK BS4K、NHK BSプレミアム)、『しろめし修行僧』(テレビ東京)、『何かおかしい』(テレビ東京)という5本のドラマに出演。さらに、7月以降も、『イケメン共よ メシを喰え』(テレビ大阪、BSテレビ東京)、『純愛ディソナンス』(フジテレビ)、『NICE FLIGHT!』(テレビ朝日)、『オカルトの森へようこそ』(WOWWOW)、『ワンナイト・モーニング』(WOWOW)に出演。2022年の出演作は、現時点で11作品にもなる。

「まあ1話のみのゲスト出演の作品も多いのですが、それでも1年間に11本のドラマに出るというのはスゴイ。今、一番需要のある俳優と言っても過言ではないのでは」(同)

 2013年には恋愛リアリティーショー『テラスハウス』(フジテレビ)に出演し、大きく知名度を上げた筧美和子。その後は、俳優としての仕事だけでなく、多数のグラビアにも出演したほか、女性ファッション誌「JJ」(光文社)の専属モデルも務めた。

「実は、筧は2019年くらいから毎年10本近くの作品にコンスタントに出演し続けていて、ずーっと“隠れた売れっ子俳優”なんです」(同)

 筧美和子がここまでドラマ界で重宝されるのは、どうしてなのか?

「『テラスハウス』や『JJ』によって女性視聴者への認知度も高いし、グラビア仕事で男性視聴者への認知度も高い。知名度は十分なんですが、そのわりにギャラがそこまで高くないというのが、筧が使われやすい大きな理由のひとつでしょう。つまり、コスパがいい」(テレビ局関係者)

 もちろん、筧にオファーがくるのはコスパがいいだけではない。

「グラビア出身となると、どうしても派手なタイプの女性を演じることが多いのですが、筧さんの場合は、そうではなく地味めな役が多い。いい意味でアクが強くないので、いろいろな役にフィットしやすいというのは、制作サイドにとってはありがたいことだと思います」(同)

 現在の流れに乗っていけば、“気づいたら大ブレイク”という未来も見えてくる。

「7月にスタートしたテレビ東京系ドラマ『イケメン共よ メシを喰え』は主演ですし、重要な役柄を任されることも少しずつ増えています。いわゆる“ゴリ押し”のような売り出し方ではなく、制作サイドとの関係や信頼を確実に勝ち取っているのは間違いないでしょう。露出が増えればファンも増えていきますし、来年の今頃はゴールデンタイムのドラマで3番手くらいを演じていてもおかしくはない」(同)

 筧美和子が“隠れ”ではなく、実際の“ブレイク俳優ランキング”にランクインする日も近そうだ。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

たいじゅん

最終更新:2022/07/30 20:00
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