トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  >  ハチャメチャ鼎談のかつてない発汗量
「今日は慣れないフリートークに全力で臨みます」

オードリー春日×パンサー尾形×あばれる君! ハチャメチャ鼎談のかつてない発汗量

オードリー春日×パンサー尾形×あばれる君! ハチャメチャ鼎談のかつてない発汗量の画像1
『ボクらの時代』(フジテレビ系)TVer公式サイトより

 7月4日放送『ボクらの時代』(フジテレビ系)にて実現したのは、春日俊彰(オードリー)、尾形貴弘(パンサー)、あばれる君という座組であった。なんだか、面白そうな組み合わせだ。ドッキリ3兄弟を連れてきたような、嘘みたいな面子というか。

 番組が始まるや、「トゥース!」「サンキュー!」「僕はそうは思いません!」と、立て続けに咆哮する大サービスぶりだ。あと、画面下に表示された3人を紹介するテロップが、「パンサー 尾形貴弘、オードリー 春日俊彰、芸人 あばれる君」になっているのが気になる。あばれる君の「芸人」はわかるが、「パンサー」と「オードリー」を職業扱いにしているのはなんなのだろう? 

 テロップだけではない。3人が体当たりロケに臨む映像の上に被さるのは、「今日は慣れないフリートークに全力で臨みます」というあんまりなナレーションであった。『ボクらの時代』史上、こんな紹介があっただろうか?

 番組からもフリートークを心配される3人だが、実は全員が大卒芸人という事実もある。あばれる君は社会科の教員免許を取得しているし、尾形は長谷川博己、ひろゆきと通っていた大学と学部(中央大学文学部)と学年が一緒だ。

 そんな面々なのに、誰がトークを回すのかは予測不可。あと、なんとなく全員が『水曜日のダウンタウン』(TBS系)のドッキリを疑っている雰囲気もある。

開始数分で揉め出すパンサー尾形とあばれる君

 3人の中でキャリア最年長は春日だ。中央でどっしりと、キャラ通りに大股を開けて座る貫禄。というか、鍛えすぎて太ももが太くなり、筋肉が邪魔で足を閉じれないという事情もあるはずだ。

 このメンバーだと、トークの回し役を担うのも春日である。たしかに、この座組なら彼が最もまともな人間に見える。とはいえ、余裕あるMCの振る舞いをしておきながら、これでもかと大股を広げて座っている馬鹿馬鹿しさは一筋縄ではいかない。

 あと、どっしりと余裕を醸す春日が2人のトークを静観しているため、時に一瞬の間ができたりもする。序盤では尾形がお笑い論を語るも、残りの2人の反応が鈍い。案の定、静寂の瞬間が生まれてしまった。

尾形 「(あばれる君に)ちょっと間があったら入ってこいよ、マジで? (春日に)入りましょ、間があったら」
あばれる君 「いいんですね、入って!? 怒ったじゃないですか、尾形さん、俺が入ると! 『俺がしゃべってるだろ!』って、この前」
尾形 「お前、だって潰しにきただろ、俺のこと!」
あばれる君 「潰しにきてないっすよ、俺!」
尾形 「潰しにきたわ、あれはー!」

 開始数分で、朝から揉め始める尾形とあばれる君。この番組で言い合いしている出演者を見たのは初めてだ。普段の視聴者を置いてけぼりにする、ハチャメチャなスタイル。今回の『ボクらの時代』はロケットスタートである。

春日 「ちょっと見たことある、この番組? 見たことないでしょ、『ボクらの時代』(笑)。日曜の朝からこんなおじさん同士の言い合いとか。1回ちょっと、飲み物飲もう」
尾形 「(オレンジジュースを一気に飲み干し)おかわりー!」

 尾形がジュースを飲み干したタイミングで、オープニングのビートルズを流す番組スタッフも悪ふざけをしている。しかも、今回の『ボクらの時代』の副題として「いつまでも汗かいて」なるテロップが表示されたのだから、期待値は上がり続けるばかりだ。

 あと、最初はキャラに徹して大股を開いていた春日なのに、開始数分で2人がケンカを始めたため、「今日は俺がしっかりしなきゃ」と速攻で股を閉じ、普通に進行し始めるあたりも人間臭くて最高だ。

1234
ページ上部へ戻る

配給映画