羽生結弦、プロ転向でますます安泰? これから手にできる天文学的な“中華マネー”
#羽生結弦
引退か現役続行か、去就が注目されていた羽生結弦が、ついに引退を発表した。
ソチ、平昌と2大会連続で冬季五輪金メダルに輝いた羽生だが、北京では目標としていた4回転アクセル(4A)を成功させられず、結果は4位。五輪後は進退について明言を避けてきたが、19日に会見を行い、プロ転向を表明した。
「北京五輪終了後、周囲からは“やりきった”、“お疲れ様”という声が上がりましたが、羽生は4A成功への情熱を熱く語り、先ごろ決定したルール変更に挑むような発言も登場。現役続行を期待する声が上がっていましたが、結論はやはり引退でした。19日に引退が発表されると、街では号外が配られ、テレビ朝日は特別番組を放送。改めて羽生がスペシャルな存在であることが証明されました」(週刊誌スポーツ担当記者)
これまで2個の金メダルのほか、世界選手権、4大陸選手権、グランプリファイナルなど、主要大会で10年以上も表彰台に上がり続けてきた羽生。2018年には史上最年少で国民栄誉賞も受賞し、文字通りの国民的英雄だが、プロに転向することで今後はどのように活動していくのか。
「引退に伴い、キャスターのオファーや俳優業への進出など、さまざまな可能性が取り沙汰されましたが、本人の最優先事項は4Aの成功で、軸足を置くのはやはりフィギュア。スケートへ思いは生半可ではなく、仙台出身の彼は被災地への感謝の念も非常に強いので、アイスショーでスケートの魅力を伝えながら競技の裾野を広げるべく普及活動を行い、並行して被災地支援にも取り組んでいくものと見られています。
彼が滑れば多くの観客が集まることは本人も認識しているでしょうし、各地のスケート場が苦しい状況にある中、羽生の名前があれば支援も得やすい。尊敬する浅田真央とともに“滑る広告塔”として、スケート界に貢献していくつもりでしょう」(フリーのスポーツ記者)
老若男女から愛されるのは、常に感謝の念を忘れないからこそ。現役続行で3つ目の金メダルを目指す姿も見たかったが、プロに転向することで懐事情は当然変わってくる。
「羽生はこれまでもANA、ロッテ、ファイテン、西川産業ほか、多くのスポンサーと契約を結び、年収は軽く億を超えていましたが、プロになったことで連盟の制約から逃れ、今後はより自由に活動できます。ファンの中心は中高年女性で、最も購買意欲が強いといわれる層。CM1本あたりのギャラは1億円前後ですが、オファーはいくらでもありそうです。
アイスショーでも多くの収入が期待できます。ショーのギャラは、浅田真央や荒川静香クラスでも100万円ぐらいですが、羽生なら数百万円、場合によっては1ステージ1000万円もあり得る。自身が座長となるアイスショーを立ち上げるという噂もあり、彼なら世界を回れますから、そうなれば数十億~数百億円単位のビジネスです。
また、羽生は中華圏でも絶大な人気があります。フィギュアはもともと北米やヨーロッパで人気が高く、観客に富裕層が多いスポーツですが、人口が10億を超える中国でも人気・知名度とも申し分なく、“中華マネー”も期待できますよ。巷では大谷翔平が話題ですが、実は世界的な知名度でいえば圧倒的に羽生が上。羽生はSNSを一切やっていませんが、まずは手始めにSNSを始める可能性は高いでしょう」(スポーツライター)
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