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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > KinKi Kidsと吉田拓郎の静かな絆

『LOVE LOVE あいしてる』最終回と吉田拓郎にとってのKinKi Kids

吉田拓郎にとってのKinKiKidsとは?

 番組開始当初、剛も光一もまだ17歳で、デビュー前のジャニーズJr.だった。すでに日本の音楽シーンにおける重要人物であった拓郎とは、大きなギャップのある存在であり、それが番組の面白さでもあった。まさか26年後、拓郎が人生最後のテレビ出演におけるパートナーとして剛と光一を選ぶとは、当時の視聴者の多くは思い至らなかっただろう。しかし、吉田拓郎というカリスマにとって、あのとき出会った2人の少年が、KinKi Kidsというアイドルとして愛すべき『本当に大きい存在』に成長した。KinKi Kidsのデビュー25周年記念日という節目で迎えた最終回は、拓郎におけるKinKi Kidsという存在の大きさ、その証と言える。

『LOVE LOVE あいしてる』最終回は、吉田拓郎の人生にとって、そしてKinKi Kids2人の人生にとって、大きな節目になっただろう。番組を通じて知り合い、26年という月日を重ね、今特別な瞬間に特別な存在として同じ場所にいることの感謝に満ちていた。そんな番組の最後で、3人が作りそして歌った「Sayonara あいしてる」は、拓郎のKinKi Kidsに対する、そしてKinKi Kidsの拓郎に対する、最大限の謝辞のように思える。この番組が3人を巡り合わせ、26年の年月を経て3人の関係性をかけがえのないものにしてくれたことに、改めて感謝したい。

ジャニヲタおじさん(コラムニスト)

1974年生まれ。福岡県在住。AB型。妻、息子、娘の4人家族。ジャニーズを見て、かっこいいな、素敵だなと思ったことをTwitterやブログに記しています。

Twitter:@janiwotaojisan

君が好きだから僕は書く ジャニヲタおじさんのブログとエッセイ

じゃにをたおじさん

最終更新:2022/07/23 19:00
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