坂口杏里氏、結婚で再びメディアから注目も…もはや芸能界にサポートはなし

　ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説！

――元タレントの坂口杏里がまたお騒がせしているようですね！

城下　杏里さんの名前を久々に聞いたと思ったら、なんと結婚したとは⋯⋯。お相手は、トランスジェンダー格闘家として活動している進一さん。出会って約1カ月のスピード婚だそうです。ところが、6月に結婚を発表して7月13日には自身の公式Instagramのストーリーズで「金銭面、だらしない」「とにかく彼には傷をえぐられる事しかされていません」などと、進一さんへの不満を綴り、あげく「離婚するまでが主婦なんで」と、早速離婚を匂わせるようなコメントまでしていました。

――相変わらずですね～。

城下　そのわずか3日後の7月16日にはストーリーズで進一さんと和解したことを報告。7月18日には、夫婦のYouTubeチャンネル「坂口杏里と旦那の日常」を開設し、7月19日にはたばこをふかしながら、Instagramへ寄せられた「2人のなれそめ」などの質問に対して進一さんとともに回答しています。

――とりあえず幸せならいいのですが。

城下　そうですね。ここまでいろいろありましたからね。杏里さんは、女優・坂口良子さんの娘。坂口さんは不動産会社社長と結婚し杏里さんとその兄を出産。一時は家族で大豪邸に住んでいました。その後離婚し、一人で子どもを育てながら、プロゴルファーの尾崎健夫さんと長く事実婚を続け、ようやく尾崎さんと入籍した7カ月後の2013年、57歳の若さでがんで急死。晩年、杏里さんはお母さんと一緒に2世タレントとしてバラエティ番組などに出演していましたが、お母さんの死去後はタレント活動がうまくいきませんでした。

――そうでしたね。せっかく大女優の娘ということで知名度はあったのに、生かせなかった。

城下　お金の使い方が荒く、流されやすいタイプなので遺産を食いつぶす形となってしまいました。所属事務所退社後はキャバクラ店で働いたのち、セクシー女優に転身。その時点ですでに芸能界は諦めたように見えます。その後も風俗店勤務をささやかれたりしています。今はもう芸能界にはサポートしてくれる人、番組に起用してくれる人はいません。

――結婚したら落ち着くかなと思ったのですが。

城下　そうですね。サポートしてくれる人ができてようやく一安心と思いきや、不仲だの離婚だのとお騒がせ。その様子を見ると、あんなに明るくいい女優さんだったお母さんの顔がよぎって、悲しくなります。今さらこんなことを言っても仕方がないことですが、お母さんが存命だったら心配していたでしょうね。

――今後も見守っていきたいと思います！

城下尊之（芸能リポーター）

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「（故）林家三平さん、大病から復帰！」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき